トルコ2度目の訪問（Jは3度目）で、2人とも初めてのハマム体験 in Sinop（スィノップ）。

ハマムとは、トルコ式の浴場というか、サウナというか、とにかく日本の銭湯的な場所のこと。中では専門のサービス係りによる「垢スリ」や「マッサージ」をお願いする事も出来るようになっていて、ここでは入場料10TL、垢スリ5TL、マッサージ10TLでした。

2人は、ここ半年の間にアフリカで溜めこんだ身体の垢を落とそうと、とりあえず「垢すりサービス」のみお願いして、いよいよ中へと突入していくことに…。

通常、大きなハマムだと男女別々の浴室になっていて、男性には男性の、女性には女性のケセジ（三助さん）がつくようになっている。…しかし、ここは本当に小さな町で、客もそれ程いないからなのか、サウナも洗い場も男女一緒で、ケセジさんも男性1人しかいなかったのです。この日、客は2人の他に誰もいなかったから、浴室が共同なのはまぁ別に何も問題なかったんだけど、ケセジが男性のみという部分が、Mにとっては少し気になるところ。とはいえ今さらやめる気もなく、「一緒に入れば怖くない」という気持ちで、そのままサービスをお願いしたのですが…。いや、本当に、ビックリするくらい垢が出て、ちょっと恥ずかしかったくらいだった（笑）。勿論、Mも同じ「垢具合」です。

垢スリを先に終えたJは、室内の暑さに耐えられなくなり、Mの垢スリの途中で外に出てしまったのだが、その後の話をMから聞くと、どうも最後にケセジのお兄さんが「ブラ（水着）を取らなきゃ、垢スリ出来ない。早く取れ、取れ。」と、しつこく迫って来たらしい！？

夫が退出した後を狙っての、軽いセクハラか、それとも本当にそうしなきゃダメだったのか…。まぁ、本人が垢の取れ具合と爽快感に大満足していた様子なので、特に大きな問題でもないみたいだけど。（次の日には「今日もまた行きたい。」と言っていたくらいだし。）

でも、確かにこれはかなり気持ちがいい体験でした。あれだけ垢が取れたら、少し体重も軽くなったんじゃないかな（笑）。トルコ滞在している内に、もう一回くらいハマム行きたいなぁ…。