今日も、外は雨模様。イスタンブールに到着して以来、雨の降らない日が1日もない。Dong（韓国人の友人）は、「これがヨーロッパの冬なのよ。去年だって、3か月くらいずっと雨ばかり降っていたんだから。」というけれど、とにかく鬱陶しくってしょうがない…。

それでも外に出ないワケにもいかず（気分的に）、今日は再び増え始めた荷物の一部を日本に送り返す為、郵便局に向かう事にした。これからネパール～インドを旅するにあたっても、荷物は極力、小さいほうがいい。メトロを乗り継ぎ、ガラタ橋を越えて“エミノニュ”にある中央郵便局へ。海外発送荷物用の受付でパッキングやら何やらをやっていると…。

入口のドアがギギィ～っと開き、その向こうから見覚えのある顔が姿を現したのである。
「あれぇ～、チャラ男くんじゃん！！（笑）」

イスラエルの、イェルサレムで出会って以来の再会。しかも、こんな全くの偶然に（笑）。
彼はあの後エジプトを経て、ここトルコでカッパドキアやパムッカレを見たあと、昨日イスタンブールに帰って来たところらしく、この後明日にはもうロンドン（イギリス）に向かうということで、本当に「ここしかない。」というタイミングでの再会であった。

それぞれに荷物を何とか無事に発送し終わり、郵便局を出ると、雨のイスタンブールを港へと向かう。トオルくん（チャラ男）がまだ「サバサンド食べてなくて、それ食べることが今日のノルマの1つ。」だと言ったので、2人も一緒にもう一度サバサンド食べに行くことにしたのです。

遠くトルコの地で、日本を思い出させる“魚”の味に、むしゃぶりつく2人の男たち。その前でMは、ヘルシーに「ピクルスジュース」を食べている（写真最上段）。サバがあんまり…というMですが、う～ん、勿体ない。サバサンド、美味しいのに（笑）。

それにしても、本当に「世界は狭い。」というか、何というか…。2人なんて、今まで数日この町に滞在していた中、郵便局に行くチャンスは他にもあったわけで、それがたまたま今日を選んだからこそ、あの場所で彼に出会えたわけです。チャラ男とは、何か不思議な縁でもあるのかなぁ（笑）。