08 October, 10

「Hotel。」

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3時間ほどの移動で、目的地のAleppo(アレッポ)に到着した。アラブ語では「ハラブ(新鮮な乳の意)」と呼ばれるこの町は、シリア第2の都市であると共に、この地方でも最古の都市の1つで、今では町そのものが世界遺産に登録されている。

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バスの到着場所から市街地までは歩ける距離で、Backpackを担ぎながら小雨の降る町を早足で横切っていき、安宿が集まるあたりまでやってくると、ひとまずはガイドブックを頼りにして、予算に合いそうな宿をあたっていったのだが…。

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2人の本は2年前のバージョン(ヨルダンの宿で拾ったもの)だから情報も少し古くなってるようで、実際にはどこも料金が記載価格よりだいぶ上がっているようである。出来れば個室に泊りたいが、なかなか予算内の部屋が見つからない。

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…すると、何軒目かに入った少し高めなホテルの受付で、おっさんが「お前らに合うレベルの宿を紹介してやる。」と、近所でおススメの安宿を教えてくれたのであった。名前は少し長くて忘れてしまったが、部屋はとても清潔で、広めのロビーの雰囲気も良い。

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きけば、ダブル(バスルームなし)の部屋が1泊800SP(≒1600円)/1室だから、今のシリアの中でいえば、まぁ悪くない料金である。迷わずに即決し、とりあえず2泊はここに泊ってみる事にした。

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最近は人づてに勧められた宿とかガイドブックに載っている宿に泊る機会が多かったから、こうして「脚で見つけた」宿に泊るのは久しぶりな感じがする。でも、本当にここは悪くなさそうだ。それこそ、Hama(ハマ)のRiad Hotelなんかより、こっちの方がずっといいんじゃないかと思う(笑)。受付の兄ちゃんも、何だか親切そうな感じである。
部屋にはバルコニーが付いていて、宿の前の通りを眺めると、有名な「アレッポ石鹸」を売る店が並んでいるのが見える。店先に活気がそれ程ないように思えるのは、今日が金曜日(イスラムの休息日)だからだろうか。買いにいくなら、明日の方がいいのかな…。

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