25 October, 10

「Gift。」

1025%20shop00.jpg


今日も快晴で、気持ちの良い“ショッピング日和”…!?

1025%20shop01.jpg

旅の予算は無くなりつつなるのに、買い物欲は相変らず“旺盛”な2人。それぞれの実家に郵送する予定の「贈り物」のみならず、自分たちへの「贈り物」も、少々…(笑)。

1025%20shop02.jpg

そんな買物の途中、“郵送品”の方のガラス食器を担いでエジプシャン・バザールを歩いていたら、いつも流暢な日本語で声を掛けてくるカラスミ屋の兄ちゃんが、今日も変わらずの穏やかな調子で声を掛けて来た。そして、「何、そのグラスを日本に郵送するの?…う~ん、そのままじゃデンジャラスね。プチプチ持ってる?プチプチ。まわり包むヤツ。持ってないの?じゃぁウチので包んであげるから、ちょっと待ってなよ。」…と、店の奥から例の“ぷちぷち”を持ってきて、器用に包みつつ、キレイにパッキングをしてくれたのです。
こんなところに、トルコ人の“無償の(!?)”優しさが出てる。パッキングのついでに店の商品を勧めてくるような事も全くなくて、そうすると逆に、「何か買うモノがあれば、彼のお店で買ってあげたい。」と思えるのだから、ある意味、彼らは日本人の扱いにとても慣れていると言えるのかもしれない。とにかく、そんな風にして“安心なパッキング”を済ませ、無事に郵便局での郵送手配を済ませる事ができた。

1025%20shop03.jpg

そこからは、自分たち用のショッピングへ。新市街へと向かう途中、ガラタ橋の上で声を掛けて来た年配のオジサン(おじいさん)が、何やらジェスチャーで「俺の写真を撮れ。」と言っているようだったので、何だろうなぁと思いながらレンズを彼の方に向けてあげると、いきなり橋の欄干に乗っかって、その上で3点倒立を始めたのである!?

1025%20shop04.jpg

歩いている姿を見た時にはかなりヨボヨボのお爺さん風だったから、このいきなりのアクロバティックな動きに、2人して「えっ、えぇ~!!?」って(笑)。

1025%20shop05.jpg

その“雄姿”をしっかり撮影したことを知ると、満足げな表情をしてそのまま橋の向う側へと立ち去って行った謎のオジサン(おじいさん)。一体、何モノだったのだろう…。

1025%20shop06.jpg

新市街方面では主に洋服(いつもそうだけど)を物色して、なかなかに満足のいく“成果”を得ることができた。この町、本当に何でも手に入るような気がするなぁ。

1025%20shop07.jpg

…とはいえ、これから向かうネパールもまたかなりの“買物天国”だという話で、さらには物価が相当安いようだから、ここでは出来るだけ「控え目に」したつもりですが(笑)。

1025%20shop08.jpg

昼間の陽射しがどれだけ暖かくても、夕焼け刻を過ぎる頃には一気に空気が冷え込んでくる。先週、雨のイスタンブールで感じた“ヨーロッパの冬”は、やはりもうすぐそこまで迫ってきているのだろう。

1025%20shop09.jpg

夜、美しくライトアップされたガラタ塔の脇の道をガラタ橋の方角へ向って下りながら、自分たちの吐く息が白くなっていることに気が付いた。暖かいスープでも飲みたいな…。そんな事を考えていたら、2人どちらからともなく、いつもの食堂へ向かう道を足早に歩き始めていたのでした…。

コメントを投稿





コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。