09 September, 10

「Western Side。」

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Luxor(ルクソール)。ナイル川の西岸にて、再び遺跡を巡る1日。

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Luxorはナイル川を挟んで西と東に分かれており、2人が宿泊しているホテルや鉄道駅があるのは東側。東には「ルクソール神殿」と「カルナック神殿」という大きな遺跡があるのだが、そちらは昨日、夕方以降に少し忙しなく見てきてしまった。

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特に“カルナック神殿”については、夜、陽が落ちた後に毎夜開催される「音と光のショー」というものを観に行ってきたのだが、あれはなかなか見応えのある素晴らしいショーであった。2人が観た回はドイツ語による上演だったのだが、チケットオフィスで無料の「日本語用吹替えイヤフォン」を貸し出しており、全く問題なく観賞することができた。(因みに、火曜日の20:00の回だと日本語で上演している。)

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そういうわけで、2日目の今日は西岸を巡る事となったのだが、これが旅の予算や日数に応じて、見学の仕方も色々と違ってくる。中でもイチバン安価でバックパッカーらしい廻り方は「レンタル自転車」を使う方法なのだが、この毎日の猛暑を思うと、“Over 30”の2人にはこの方法は少しキツイかと…。特にMは、はなからこの選択肢(チャリ)を頭の中から削除しており、有無を言わせぬ勢いで“車使用”を決定していました。

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Luxor西岸で今回2人が見ようと決めたのは、「ハトシェプスト女王葬祭殿」と「王家の谷」の2か所のみ。…となると、今までのようなツアーバスに乗込んで廻るってのは、無駄なお金を払う事になり、勿体ない。実際は西側の見所は少なくとも4~5か所はあるから、ツアーはどれもそれらをくまなく網羅してしまっているのである。…と、いうことで…。

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結局、宿のオヤジに手配をお願いした“TAXI”を使って、巡る事に決めた。西岸ボート乗り場出発の遺跡2ヵ所見学で、チャーター代が80£E(≒1200円)。2人で割れば、ツアーに参加するよりも割安になる。西岸までは自腹でボートに乗って行かなければならないが、これは1人1£Eだから、まぁ「問題なし。」である。

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さて、見学した“王家の谷”と“ハトシェプスト~”だが、今日もやはりまず「暑い…。」というのが最大の感想で、遺跡については、まぁ思ったほどの感動は無かった。王家の谷は内部が撮影不可だったために写真も全く撮れなかったのだが、もし撮れたとしても、写すモノそんなに無かったかも…(笑)。

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それに比べると、昨日の夜おとずれたカルナック神殿の迫力は本当に凄かった。夜、ライトアップされた中での見学だったから、余計に神秘的に見えたのかもしれない。さらに言えば、昼間のような「暑さ」がない分、気持ちに余裕を持って見れたのがまた、よかったのかも。…なので、どちらかといえば西岸よりも、夜のカルナックがおススメです。

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