早朝のバスで、Jordan（ヨルダン）の首都Amman（アンマン）へ向かった。

Petraからの移動時間は、3時間くらいだったと思う。だから午前中のうちにはAmman市内に到着していたのだが、バス停から宿のある旧市街へと向かうTaxiを掴まえる際、ちょっとしたトラブル（！？）があったりなんかもして、結局ホテルの部屋に入った時には午後の2時近くになってしまっていた。

連日の早朝起きの為か、この時間になっても全く眠気が取れない。外も強烈な陽射しが石造りの路面を照らしていて、「この暑さじゃ外歩くの辛いよね…。」ということで、そのまま夕方まで少し部屋で眠る事にした。天井にファンの付いたTwin Roomだが、空気の流れがほとんどなくて、生ぬるく温められた空気が停滞してしまっている。カタカタと音を立てて廻るファンから送られる風も、汗ばんだ身体を冷やしてはくれず…。それでもすんなり眠れたのは、やっぱりそうとう疲れが溜まっていたんだろう。

陽が落ちる前、夕方4時前くらいに目を覚ますと、途端に腹が減ってる事に気が付いた。昼は宿（マンスールホテル）の名物受付人「ルアン（ひげもじゃ、ぽっちゃりのオヤジ）」の奢りでサンドイッチを食べていたが、寝ていただけでもそれくらいはすっかりと2人の元気な胃が消化してしまったらしい（笑）。いそいそと着替えを済ませ、夕方の町へ。

Petraから同じバスで帰って来た同宿の“マコッちゃん”のおススメCheeseスイーツで小腹を満たすと、少し離れた所にある小さなジュース屋でMix Juiceを注文した。これが、今までの国で飲んできた様な“ドリンク”としてのジュースではなく、まるでフルーツポンチかパフェのように生のフルーツが山盛りな1ジョッキで、2人で1杯をシェアしたのだが、それでもお腹は大満足という感じだった。

…夕方の和らいだ陽射しの中では、町の散歩もスゴク気持ちいい。エジプトの様に人がしつこくモノを売りつけてくる事も無く、Ammanという町は、全体に落ち着いた印象を受けた。そして、街にも、生活にも、何となく“秩序”が感じられる。

陽が落ちて辺りが暗くなり、そろそろ宿に戻ろうか…という段になって、今日のこの“食べ歩き”の最後を、活気のある食堂でのボリューム満点の夕食で締める事に。皿の隅には何故か中国の大学らしき名前が書かれていて、それと一緒に「飲食中心」という文字も！？

…多分、中国語的に解釈したら「学食センター」的なことなのかなって予想しましたが、響きが何だか、今日の二人にぴったりな気がしたりして…（笑）。