「九月の夕暮れ。」
ラマダン明け間近の9月初旬。エジプト、カイロの夕暮れ刻。
ラマダンは日中のみの断食だから、日が暮れ始めるPM6:00過ぎも近くなってくると、町の総菜屋やジュース屋の前には沢山の人々が集まってくる。
昼間の暑い最中よりも、この時間帯の方が町に活気があって面白い。
商店街や市場で働く人々も、店の傍に“夕食の支度”をし始める。道行く人々の足取りも、どことなく急いでいる風に見える。
時には、こんな大所帯の夕食準備も(笑)。こういう“食”に対しての人々の熱望ぶりをみていると、“食べられる”ことの有難みと重要性を、改めて感じさせられます。
そういえば、少し腹減って来たなぁ。あの角の小さなお店で「チキン&ライス」でも食べていこっか…。