05 September, 10

「Gaami’ Muhammad ‘Ali。」

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再チャレンジで、ようやく入場することができた、“ガーマ・ムハンマド・アリ”…。

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いつもと変わらぬ雲ひとつない青空の下、イスタンブールの寺院をまねて造られたというその“ガーマ”は、確かに巨大で、そして非常に美しい。

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高台になっている敷地からの眺望も素晴らしく、カイロの街を一望の下に見渡す事が出来る。

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霞んで見える遠くの風景の中には、2日前に訪れたGiza(ギザ)のピラミッドの姿も…。

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ガーマの入口。女性は袖のある服装出なければならず、そうでない人はここで貸衣裳に身を包む事になる。Mは長袖持って来てたけど、あの衣装を着てみるのも面白かったかも!?

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内部は確かに、イスタンブール(トルコ)のブルーモスクの雰囲気などにとても良く似ている。金曜日以外はランプやシャンデリアは消えているとガイドブックに書いてあったのだが、今は“聖なるラマダン”期間中だからだろうか、全てのランプには柔らかい光が灯り、天井の高い巨大な空間を神秘的に彩っていた。
さすがにカイロ随一の観光名所であるこのガーマには、次から次へとひっきりなしに国際色豊かな観光客たちが押し寄せてくる。ツアーで訪れる人々にはたいてい現地人ガイドが1人付いており、イタリア人のグループ相手ならイタリア語を、日本人グループ相手なら日本語を流暢に駆使して、建物の歴史や詳細を説明しているのが廻り中から聴こえてくる。そんな人々は、その説明を聞き終わって記念撮影を済ませてしまうと、そそくさと次の目的地へ向けて移動していってしまうのだが、2人の場合、特に次に行く場所が決まっているわけでもない。今日の夜10:00に発車予定のAswan(アスワン)行き列車に乗り込むまでにはまだかなりの時間があるわけで、真昼の馬鹿に熱くて暑い陽射しの強烈さを思うと、なかなか外に出る事ができず…。絨毯敷きの床に寝転がったまま、結局2時間以上もそこに佇んでしまっていた。

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…そのうち、あんなに沢山訪れていた観光客の数もどんどん減っていって…。

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まだ昼過ぎ、2時前後だっていうのに、最後には2人と数人の個人旅行者だけがその場に取り残されてしまったのです。(笑)でも、なんだか妙に得した気分。

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「そろそろ行こうか。」…涼しいガーマの中にいてもやっぱり喉は渇いてきてしまって、ぬるくなったペットボトルの水じゃ、何だか物足りない気分で…(30分も外にいたら、キンキンの水も“お湯”になってしまう)。冷たい飲み物を求めるために、次の場所へと向かう事にしたのです。この前の“ポカリ”、カイロ離れる前にもう一回飲んどきたいなぁ…。

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