エチオピアを出国するまえに、キレイな身体になっておこうと、再び温泉（SPA）へ…。

場所は、前回と同じところです。1st ～4th Classまであるランク別個室の中から、今回は2nd Classのチケットを購入することに。料金は、1人10Bill（≒65円）。値段的には別に1st（18Bill）でも良かったんだけど、どうせなら別のランクの浴室がどのようになっているのかも知りたいなぁ、なんて、そんな軽い気持ちで2nd Classを選んだのだが…。これがその待合室へと入ってみると、もうそれは予想以上の大変な混みっぷりで、「しまった、失敗したかも…。」と、その時になって2人はようやく気が付いたのであった。
とにかく、前回の1st Classの時にも2時間はまたされた実績があったから、とりあえず番号札だけ確認すると、そのまま付属のレストランへと戻って遅めのランチを食べることにした。選んだメニューは「Steak a la Bismark Burger（ステーキ・ア・ラ・ビスマルク　バーガー）」というかなり大仰な名前が付いたものであったが、出てきたバーガーの中身となるステーキは“噛みごたえ重視”の厚めで硬めなアフリカ的牛肉で、2人で半分づつに分けて食べたにも関わらず、最後には顎が痛くなるような代物であった。付け合わせのフレンチフライと人参とライスも、それぞれ微妙なニュアンスの薄味。何というか、全体に“名前負け”という言葉がとてもしっくりくる感じだったなぁ、と。

このランチを食べ終わったのが既にPM5:00を廻った頃だったんだけど、それから待合室に戻ってみても食事前とほとんど状況に動き、なし…。番号札を確認すると、2人の札が407番なのに対して、現在呼ばれているのは…187番！？？…それでもWaiting用の長椅子に腰かけて、とにかく根気よく待ち続けた末に、なんとか浴室へ入れてもらえた時にはやっぱりというか、もうPM8:00に近くなってしまっていた。勿論、外は真っ暗である。ただ、こういう時間に入る風呂の方が入浴的満足度はより一層高くなるようで、「はぁ～、一日の終わりにスッキリと汗を流して、何だかすごく気持ちいいなぁ～。」と、2人とも入浴後はホカホカで、ホクホク（笑）。なんか、気持ち良くEgypt（エジプト）に向かえそうです。