「Paradise on the Dry Island。」
遊ぶことに夢中になりすぎて、ここが何という名前の島だったのか、結局最後まで知らないまま過ごしてしまった…。
多分、“ギフトン諸島”の何処かの島だったんじゃないかと思う。船内での昼食後にクルーザーから小舟に乗換え、ゆっくりと近づいた島のビーチ脇に降り立つ。
「PARADISE」という看板が立つ丘を背に、乾ききった島の上に創りあげられた“砂漠の国の楽園”の風景…。
1時間くらいの滞在時間を、遠浅の白砂ビーチでちゃぷちゃぷと温かい水の中に浮かんで過ごした。のんびり、のんびり。
…そして、全ての行程を無事に終え、夕陽に染まる空と海を見ながら元来た埠頭へと戻っていく。夕方の風と、昼間より少し和らいだ陽射しが心地よい。
聞いていた予定よりも、随分遅くまで遊ばせてくれた気がします。船長の心意気か、やっぱり朝の「出港遅れ」を悪いと思ったのか…。今日はまた、良く眠れそうだなぁ。