「Dive into the Blue。」
紅海の蒼くて透明な海の中の世界へ…。
「こんなに真っ蒼な海のことを何で“紅海”と呼ぶんだろう…。」と思ったら、紅いのは水の色じゃなくて、その周囲を囲む大地の砂の色であるらしい。…とはいえこの辺りの陸地はどこも、黄色い砂に覆われているようだけど…。
到着したポイントには既にたくさんの“先客”たちが押し寄せていて、停泊したクルーザーの合間を縫うような格好で、人々は周囲に広がるリーフを探索していくことになる。
2人もフィジー以来常に持ち歩いている「マイ・ゴーグル」をしっかりと装着し、浅くなった水深のせいでエメラルドグリーンに見え始めた海の中へと勢いよくダイブした。
周囲にも同じようなクルーザーからザブンザブンと大量の“ヒト”が飛び込んでおり、廻り中に白人さんやら、エジプト人やらが見える。
こんなイスラム的服装に身を包んだおばちゃんなんかも、その姿のまま海の中へとダイブしていきます。これ自体が、“水着仕様”にできているのかな…。
イモ洗い状態の、シュノーケリングPOINT(笑)。写真で見ても、ちょっとスゴイ感じだなぁ。でも海は凄くキレイ。魚もいっぱいいます。
ほら…って、魚の群れよりも人の群れの方がスゴイかな…。この向こう側でガイドが魚に餌をやっていて、それに群がる魚を見ようと、今度は“ヒト”が群がっているわけです(笑)。
…でも、やっぱり海は凄くキレイ。リーフの周りには色とりどりの熱帯魚と共に巨大なナポレオンフィッシュなんかもたくさん泳いでいて、かなり迫力のある海底世界を楽しく観察することが出来ました。この辺りには確かに波も少なく、とても泳ぎやすかった。
たっぷりとシュノーケルの時間をとってもらって、大満足でデッキへと戻る。ここから更に、次のスポットへ。朝、出発時間がおした分だけ急いで忙しなくまわる…わけでもなく、ケツを遅くしてゆっくりツアーを進行してくれるみたい。良かった、よかった(笑)。