Jの歯痛のため、またまた思わぬ場所で歯医者に掛かることに…。

もう何か月も前に詰物が取れて穴ぽこになっていた場所が、ここ数日で急に疼きだしてしまった。何を食べても何を飲んでもその場所が痛くて、腹は減るのに食事が出来ない。ホテルのレセプションにその事を説明すると、何故か宿泊客（とはいえ、何年もここにいるから“住人”と言った方がいいかも）のDavidというウェールズ人の爺さんが、一緒に病院に行ってくれることになったのである。昨日の夜、8時頃のこと。

「こんな夜遅くに…。」なんて思っていたけどこちらでは特に珍しい時間帯じゃないらしく、病院はしっかり営業中で、受付もスムーズに進み、トントン拍子で、そのまま治療室へ。先生は、若めだが落ち着いた雰囲気のエジプト人。英語も流暢だから、こちらの“状況説明”や、あちらからの“治療方法の説明”などのコミュニケーションも問題なく、安心して治療を受ける事ができました。仕事もかなり丁寧で、時間は結構掛かったけれど、周囲の歯と同系色のセラミックでキレイに穴を塞いでくれた。

今となっては「どの歯に穴があいてたんだっけ…。」と、分からないくらいの出来栄えです。思わぬ出費は痛いけれど、歯の痛みの方はしっかり取れました。
治療室で気軽に写真を撮らせてくれるってのも、何だか“寛大”ですね（笑）。