17 August, 10

「Safety First。」

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AM3:30起床。エチオピアの朝は早い。バスで長距離移動をしようと思うと、大抵この時間帯に目覚ましをセットすることになってしまう。今日のバスの出発予定時刻はAM4:00である。荷物をホテルのフロントへ移動し、そこで迎えが来るのを待つことに…。

1日出発を延期したら、宿のレセプショニストから「明日ならアディスまで直通のミニバスがある。」と言われ、病み上がりの身体の事もあるし、今回はローカルバスじゃなく、エチオピア的には“チョイ高級”なミニバスで移動することにしたのだが…。この展開、何だかマダガスカルの時とあまりにも似ている様な気がする!?Mが食中毒になって、そのあと少し贅沢な移動をするという…。
ローカルバスでの移動の場合、途中“デセ”という町で乗換えをしなければならないが、全体での料金は130Bill前後。それがミニバスだと乗継手間がないとはいえ350Billとなるのだから、もし節約を第一に考えるのなら、断然ローカルバス、となるところだろう。因みに、どちらもAddis Ababaまでの移動には2日間かかることになるので、途中の町(ローカルなら、乗換えの町デセ)で1泊することになる。ミニバスは1日目に走る距離が長く、その分2日目の到着もまた早くなるという違いはあるが。
それにしても、確かに料金はそれなりに高いけれど、今回のミニバス旅はその分、やはり非常に快適であった。Mの体調もまだ完全じゃなく、その上Jは、風邪ぎみなのか何なのか、とめどなく流れる鼻水の処理に追われるという不完全な健康状態だったから、移動中のバスの車内が快適なのはやっぱり嬉しい。しかもどういうわけか、このミニバスは全く客引きというもものをせず、基本的に車内はガラガラ。2人のBackpackも全て車内に収納されていて(普通はルーフトップに縛り付けられる)、手荷物もまた、空いている別のシートに置く事が出来るという…。何というか、とにかく全体的に安心で快適な旅路であった。

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それともうひとつ、今日のこのミニバスの運転手もそうだったけど、アフリカのバスの運転手って、基本的にみんな安全運転だなぁって思う。無理な追い越しとか一切やらないし、対向車などへの配慮も怠らない。そして、自分の運転する車を大事に扱おうという気分が、運転中の所作に感じられるのです。…その割に、車体のボロボロ度合いは中南米と変わらないんだけど…。だから2人とも、結構いつも安心して眠りに落ちる事が出来る。グァテマラのチキンバスなんか、常に目を見開いていたけど(笑)。こういうのも、アフリカ的“ポレポレ”の精神によるところなのだろうか!?でもこれは珍しく“嬉しい”効用ですね(笑)。

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