10 August, 10

「ミックスジュース。」

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AM2:30起床。AM3:00に宿の前まで2人を迎えにきたワンボックスタイプのミニバスに乗り込み、真夜中のAddis Ababaを走る。今日の目的地であるBahir Dar(バハルダール)へは、お昼を過ぎた頃に到着する予定だ。

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天気は今日も曇りがちで、走っている途中幾度となく雨が降っては、また止んで…の繰り返し。雨季のエチオピアに来てしまった事を、こういう移動の中で改めて実感する。気温も低く、外は冷たい霧に包まれているような状態なのに、ドライバーが窓を全開に開けて走るもんだから、助手席に座った2人はもう、ジャンパー来ても寒くて、寒くて…。

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Harar(ハラル)⇔Addis Ababa(アディスアベバ)間のバスでは「暑いのに誰も窓を開けない。」ことで苦しめられたが、今回はその逆の「寒さ攻め」に苦しめられることとなった。…が、しかし、このBahir Darまでの移動区間の車窓からの景色は、何というか、とても素晴らしかったです。思っていたより道も良くて、年式の新しい車の乗り心地も含め、寒さ以外は非常に快適なドライブだったと思う。

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途中、Mが「なんかこの道、車線の引き方とか側溝の造りが日本の道に似てる気がするなぁ…。」なんて言い出して、良く目を凝らして景色を見ていたら、ふと出て来た立て看板に「エチオピア/ジャパン共同事業」的な事が書かれているのに気が付いた。いくつか見た看板にはそれぞれ「2001」や「2008」などの年号が記されていたが、とにかくこの道はここ10年程の間に日本とエチオピアの協力の元、整備されたものであるらしい。どうりで、走りやすくて快適なわけだ…(笑)。

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AM10:00頃に“朝ごはん休憩”の為に停まった以外はほぼノンストップで走り続け、予想通りのPM1:00前後には、Bahir Dar(バハルダール)の町へと到着した。ミニバスを降りた途端に寄って来たガイド風オヤジの“魔の手”を振り切り、最寄りのカフェでマキアートを1杯飲む。そして、そのまま歩いてタナ湖畔にある今日の宿泊先「Ghion Hotel」へ。

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湖畔という立地もあってか、ここは「蚊に注意すべし」というようなことがガイドブック“Lonely Planet”に載っていたから、部屋ではさっそく蚊取り線香をたいて、夏休みのおばあちゃん家のような匂いの中で少し休んだ。そして夕方、少し町散策をしようと、外へ。

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狭いTown Centerにはそれ程見所がある訳でもないが、人がアジスほどしつこくない為、比較的落ち着いて歩くことが出来た。さっきミニバスの車窓から見えて気になっていたフルーツジュース屋さんで、エチオピア入国以来のお気に入り「ミックスジュース」を注文する。とても濃厚なこのエチピア名物のフルーツジュースは、「飲む。」というより「食べる。」という感覚で頂きます。ここで、ミックスジュースにミックスされる“具材”について少し。まぁ店によってマチマチなのだが、基本、多いのが「マンゴー」「パパイヤ」「アボカド」「グァバ」「バナナ」など。今日は前者4フルーツの共演となりましたが、これがまた本当に“幸せな味”でした(笑)。意外だけど、「アボカド」が入った“ミックス”は、味がまろやかになって、他よりさらに美味しくなる気がする。「アボカドだけ」っていう“単品”も勿論注文できるけど、未だ試したことはありません。因みにこれで1杯6B(≒40円)。日本でやったら、えらい額になっちゃうんだろうなぁ…。

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