26 August, 10

「Hotホット。」

0826%20korea00.jpg


今日も、Yemen Embassy(イエメン大使館)からの連絡は来ない。向うの電話番号も控えていたから、こちらから掛けてもみたのですが…。

2つ教えてもらってた番号のうち、1つは「現在、使われておりません。」状態で、もう1つの方は掛かるには掛かるけど、誰も電話に出んわ…って…。どうなっとるんじゃ、この大使館は!??結局電話では何の回答も得られないまま、仕方がないからもう一度、直接大使館へ行ってみることにした。

0826%20korea01.jpg

ミニバスを乗り継ぎ、最後のバス停から少し歩いて、全部で30~40分くらいの道程。到着したのは昼前くらいだったけど、待合室はわりと混み合っている感じだった。その人々の隙間を縫うように窓口の方へと近づいていくと、「あの~、昨日も尋ねたVISAの件なんですが…。」なんて、少し控え目な感じでJが受付嬢(おばちゃん)に声を掛ける。
そこで初めてこちらの存在に気付いたらしい受付嬢は、「あら、まだ来てないわよ、パーミット。電話するって言ったのにぃ。」と、面倒臭そうな感じで返事を返してきた。
「いや、電話ないからこっちから何度も掛けたんだけど、誰も出ないし、仕方なくここまで来たんじゃないッスか!?」と、ここで早くも少し語気が荒くなるJ。何だかわからないけど、ここの受付の対応全体が、妙に腹立たしくって仕方がないのである。

0826%20korea02.jpg

しかし、最初の一言を聞いた時点で、今日の“収穫”は2人とも完全に諦めてしまっていたし、昨日のようにこの場所でひたすら待とうとも思わず、結局、今日は“新しい電話番号”だけを貰って、とんぼ帰りで宿方面へと戻っていったのであった。
もし、これで明日(金曜日)も返事がなかったら、月曜日まで待たないといけない事になってしまう。そう思ったら、何だか再び気分が“どんより”と…。だめだ、何か気持ちが楽しくなる事考えないと!…そんな風にして訪れたのが、地球の歩き方に載っていた「韓国料理屋 Rainbow」。特にMにとっては食の充実こそが旅(人生)の充実であり、美味しいものが世界を救うという考えであるから、ここへ辿り着く流れは全く自然なことなのであった。財布の紐を管理するJにとっては、ちょっと値段が気になるところですが…。

0826%20korea03.jpg

今日、2人が注文したのは、韓国料理の定番“ビビンパ”。韓国料理の場合、メインの前に前菜がタダで付いてくるのがまた、嬉しい。キムチの辛さが、ビールに良く合います(笑)。そして、メイン(ビビンパ)もやはり、美味かった。コチュジャンの辛さは、エチオピア料理の辛さとは全然違って、何とも優しく舌と心を癒してくれる。これはもう、ただの食事ではなく“癒し”です、本当に。
「やっぱり、食はアジアにあるねぇ…。」と、非常に満足そうな表情の、M(笑)。これで気分はかなり上向いたけれど、明日にはVISAの件、何とかなって欲しいな…。


※)写真は、これまで色んなところで飲んできた“マキアート”。エチオピアは、どの町に行っても本当にカフェが多い。カフェの数だけは、日本よりも多いかもしれないです。値段は、マキアートでどこもだいたい3~5Bill(20~35円)くらい。

コメントを投稿





コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。