もう1泊するつもりが急遽予定を変更して、今日の午後発のミニバスに乗りこみ、ここから更に200km程北にある町Gondar（ゴンダール）へと移動することにした。

理由は、Ghion Hotelの宿泊費が他に比べて少し高かったことと、Bahir Darの町そのものに“やり残した事”が見つからなかったから。無為に時間を過ごすよりは、新しい場所の新鮮な空気を吸いたいなぁ、と。

タナ湖のボートツアーが終了したのが2時前くらい。その後、少し遅めのランチをホテル内のレストランで済ませることに。事前にレセプションで手配してもらっていたミニバスが2人を迎えに来たときには、時刻は3時を少しまわっていただろうか。

天気は、相変わらずの“曇りのち、雨、のち曇り”。その繰り返しをハイエースのサイドウィンドウから眺めつつ、“雨季のエチオピア”の緑々しい大地の上を、滑るようにして北へと移動していく。この前の移動でも感じた事だが、アフリカの赤道直下にある国エチオピアが、これ程緑豊かな国だとは今まであまりイメージになかった。正直、もっと乾いた大地を想像していたのである。実際は…瑞々しく奔放な自然が、文句なしに美しい。道も引き続き良く舗装されていて、予定通りの3時間弱で目的のGobdar（ゴンダール）へと到着することができた。それでも今日はもう遅いので、観光はまた、明日から。