「Lamu。」
メイン通りから裏通りへとまわり、ラム旧市街の入り組んだ狭く細い路地の連続を楽しむ。
2001年に世界文化遺産に登録されたこの町の旧市街は、まさに、中世のイスラム世界という雰囲気で、路地を歩いていると、ブイブイと呼ばれる黒いアラブ風衣装に身を包んだ女性たちやコフィア(イスラムの帽子)を被った男どもが営む穏やかな日常生活の一場面を垣間見る事が出来る。この島は車の持ち込みが禁止されているという話で(確かに車が通れるような幅のある道は海辺のメインロードくらいしかないんだけど)、ラムでの交通の手段としては、海を走るボートか、陸では“ロバ”ということになる。だから町中、どこもロバだらけで、道は至る所ロバのフンだらけ。そんな通りをこちらの人々は裸足で行き来しているんだから、もうフンといっても砂や泥と大して変わらない存在なのだろう(笑)。
2人は今のところ、ロバに乗っての移動はしてません。狭い町の中では、実際、歩いて行けない場所なんてないし、路地を歩いての散歩は楽しいし。でも、明日あたり、3km離れた隣町に行くついでに、ロバTaxiを利用してみようかなぁ…。