18 June, 10

「Air Madagascar。」

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この前、思わぬ長時間移動の末にようやくKenya(ケニア)に入国したばかりだというのに、結局それから2日後の今日、海の向こうに浮かぶ島国「Madagascar(マダガスカル)」へと向かうフライト“マダガスカル航空MD○○○便”に乗り込む事になってしまった(笑)。

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ここまでアフリカの旅を続けてきた中で、「マダガスカルに行こう。」という事は2人とも常に考えていた事だったのだが、いざこの時期のフライトをインターネットで調べてみると、出発地として最もメジャーな「ナイロビ(Kenya)」又は「ヨハネスブルグ(South Africa)」からの往復でもUS$1000前後はするという価格の高騰ぶりで…。US$500前後を見込んでいた2人としては、「よもやの諦めも…。」という雰囲気が漂い始めていたのである。

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しかし、いざその出発予定地に定めていたナイロビに到着して、その直後にたまたま宿の従業員と「マダガスカル行き」について話をしたところ、格安の代理店に頼めばUS$690前後で往復チケットが手に入るという。そして、マダガスカル航空の「Nairobi ~ Antananarivo(マダガスカルの首都)」を結ぶ便は毎週水曜日と金曜日に運行していて、最短で今日明日にでも申し込めば、2日後(18日金曜日)の便に乗込む事も十分に可能だというのだ。

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すでに6月も半ばを過ぎ、これから先7月に入ってくれば、ヨーロッパのHolidayシーズンに突入していくことになる。そうなれば、今この値段で手に入るチケットが更に高くなる可能性は非常に高いし、ケニアで見たい町や場所についてなら、マダガスカルから帰って来てから廻るのでも2人にとっては全然問題はないのである。

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「…あえていえば、払ったばかりのケニアVISA代が勿体なかったなって気はするけど…。まぁ、行っちゃうかぁ、マダガスカル?(笑)」…2人ともそれほど悩むことも無いまま、ケニア入国初日(16日)の夕方にはナイロビ市内の旅行代理店に飛び込み、言い値のUS$690を少し値切って、結局US$680で早速2日後の便のチケットを手配。テントなどの使わない荷物をNew Kenya Lodgeの受付に預け(多少不安だけど…)、今日こうして無事にTana(タナ:首都Antananarivoの略称)へと飛んできたのであった。

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飛行時間は4時間くらい。…とはいえ午前中10時過ぎに出発の予定だったフライトは結局2時間以上も遅れ、到着した空港でマダガスカルのお金を手配したり街へ向かうTAXIを選んでいたりなんかしたら、Tanaの宿で荷物を置いた時には既に夕方近くになってしまっていた。日が傾き始めた路地を歩いていき、最初に向かったのは、Tana(タナ)の“French Tasteの街並み”を一望に眺められる高台の上。実際にヨーロッパのそれと比べるわけにはいかないけれど、アフリカの街並みを見慣れた目には、非常に心地よい新鮮味がありました。久しぶりに、“街並み”と呼べる街の風景を見たという感じかなぁ(笑)。

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因みに、マダガスカルは日本の1.6倍の国土をもつかなり大きな島。…その割に交通機関や道路はあまり整っていないようで、フライトを使わない(使えない)2人の様なBackpackerには、国内観光の為の移動がかなり大変になりそうな感じがあります。でも、それはそれでアドベンチャーな感じがちょっと楽しみでもあったり…何だか、またワクワクしてきました(笑)。

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