「海辺にて。」
Bagamoyo(バガモヨ)の海と、そこで暮らす人々。
ビーチを何となく歩いていたら、漁の網を直している男どもに声を掛けられた。
最初は「何処から来た。」「どのくらいいるのか。」みたいな話をしていたんだけど、その内に「一緒に網を直してみないか?」みたいな話になってきて…。
こっちも特に急ぐ用がある訳でもなかったから、何となく手伝ってみたりなんかして(笑)。
そうすると曇りがちだった天気が一気に晴れてきたりなんかして、ちょっとの時間で汗ダクダクになっちゃったのでした。
「これは、ビール探すしかないっしょ。ビール、ビール!」
だけど海辺のホテルはビールの値段が通常の2倍以上したりなんかして、だから今度は町の食堂にあたってみたら、宗教的な理由か、ジュースしか扱ってないという…。
結局、スプライトで我慢しましたが。でも、その食堂で食べたピラウ(カレーピラフ的食物)はとっても美味しかった。
…この時間、ビーチは潮が引きまくっていて、遠浅の水辺を歩く子供や海の男たちの姿は、何だか水の上に浮いているようにみえたりなんかして…。
そういうのを眺めながら美しい砂浜を歩いていたら、何だか久しぶりに気持ちの奥の方が心地よく緩んでいくのを感じた。
人に奨められてやって来たBagamoyoは、今度は自分たちが誰かに奨めたくなるような、とても素敵な場所でした。
日帰りじゃなく、数日滞在しても面白いかも。…安くて良さ目なホテルがあれば…。