13 May, 10

「田舎生活。」

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疲れまくりの旅から1夜明けた今日、朝早く起きて外に出ると、そこには長閑で穏やかな“Zimbabwe的正しい田舎の村生活”が広がっていた…。

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昨日の最後の山道は「マジでここ通るの!?」と逆に思わず笑っちゃうようなガタガタ山道で、それは既に車が通る為の道ですらなく、けもの道のような細い泥道が続く草むらを強引に4駆で走り抜けたような感じだったもんだから、最終的にこの、藁ぶき屋根のトラディショナルスタイルな家々が見えた時には感動的な気分にすらなったものである。

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村人(Solomonの親族たち)の歓迎も心地よく、家の中の可愛らしい造りにも「うわぁ~。」と口をポカンと開けたりして(笑)。ただ、電気の来ていないこの村にあっては“夜10時着”はあまりにも遅すぎ、本当に良くは村の全貌を見る事が出来なかった。それが…。

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今、こうして改めて周囲の景色を眺めながら、「なんか、スゴイところ来ちゃったなぁ(笑)。」と、ここにきてようやく2人してウンウンと頷きあったのであった。

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村には現在、女衆と子供たちしか暮らしておらず、彼女たちのご主人(Solomonの別の兄。みんなこの兄1人の奥さんたちなのかな…!?ちょっと訊きそびれた)は南アフリカのヨハネスブルクへ出稼ぎに行っているらしい。

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家の周囲には自家菜園の畑が広がり、野菜やフルーツがたくさん生っている。木の枝で造られた柵の中には、ニワトリやヤギ、牛なんかもいる。

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電気も水道も来ていないこんな山奥の田舎で暮らしている人々なのに、身なりはこの前までいたMakoniの人々なんかよりも小奇麗に整えているのが印象的でした。ブロックと泥で造られた可愛らしい家の中も、とてもキレイに整理されている。

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村人たちはみな一様に2人に対して好意的で、好奇心を示しながらも恥ずかしそうにこちらを窺っている(笑)。片言のショナ語を披露したりすると、本当に嬉しそうに笑ってくれるのがとてもイイです。癒される。

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それにしても…ここでも、やっぱり子供がカワイイ(笑)。Mは特に上から3番目の写真の子供をたいそう気に行って、事あるごとにイジリ倒してた。ほとんど笑わない子供なんだけど、そのムスッとしたオヤジみたいな表情が逆に可愛らしいという(笑)。

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どうやら、朝食の支度が整ったみたいです。どんな食事がでてくるのか…それについては、Mがやってる“世界を喰らう”の方で、どうぞ(笑)。

コメント

元気そうで何よりです。アフリカに居るときは、日本に帰りたいと思う日本人も、帰ってみると又アフリカへ行きたいと思う人が多い、と聞いたことがあります。
何か、癒される。そんな、魅力があるんでしょう。写真を見ていて、「単なる:田舎町」というより、
「集落」にちかい村のように見えます。医者も居ないのでは?とか、学校もない。それでもたくましく
生きてる人々が居るという事だね。では、良い旅を。ワールドカップが始まるね。

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