昨日、宿のオーナーに電話をしてもらって、Mbira（ムビラ）Playerのガリカイ氏とコンタクトを取った。ガリカイ氏は国際的にも有名なムビラ奏者で、彼の名前はCape Townで出会った日本人ムビラ奏者の熊さんから教わっていたのだが…。

話してみると、電話に出たのは彼（ガリカイ氏）の息子さんで、どうもガリカイ氏本人は現在アメリカに行ってしまっており、3か月は戻って来ないという事らしい。

…さて、どうするべきか。彼のところでムビラのレッスンを受けるつもりが最初から躓いてしまった。ただ、息子さんのいうところによれば彼らも2人のレッスンをすることは可能だから、良かったらここに来てみないかと言う話で…。

実際その電話の数時間後にPalm Rock Villaを訪問してくれた彼ら（Itai & Tinashe）とFace to Faceで話をして、今日、彼らのビレッジを訪れる事に決めたのである。

Harareからミニバスで40分くらい。Makoni（マコニ）という町に到着したバスを降り、そこからヒッチしたバンに乗って“彼らの場所”を目指していく。この移動は5分くらいか。まさにアフリカの下町と言うか、貧困層の住宅街という感じが辺りに漂ってくる。

そうして、彼らの家に到着。これが、Mbira（ムビラ）という楽器です。上の数枚の写真は、2人が家に着いたところで皆が演奏を披露してくれた場面。ここでは10人以上の若者たち（親戚・兄弟&友達）が共同生活を送っていて、それぞれムビラの腕を磨いているらしい。2人はここで、今日から1週間彼らと共に生活する予定だ。いったいどんな日々になることやら…。