今日も朝から、若者たちのMbira（ムビラ）作りを傍らで見守る2人…。

2人のMbiraは完成間近で、ほとんどカタチが整いつつあります（笑）。こういうのって、結構うれしい。ここ数日自分たちなりに練習しているうち、「どういうカタチが自分にとって弾きやすいのか？」が何となく分かってきていたりもして、そういう注文も加味してもらいながらの“カスタムメイド”なわけですから。

Jのムビラはチーク材で作ってもらってて、Mのは白木の…名前忘れた…。とにかく色違いで、サイズもそれぞれ、微妙に違ってる。手造りだからこそ出来る細かい対応です。

実際、本当に全て一から手作業で作ってる。鍵盤にしても、まず鉄のワイヤーを買ってきて、それを地面に埋め込んだ“鉄道レールの一部”の上に置きつつトンカチで叩いて1つ1つカタチを作っていくのです。だから時間もそれなりに掛かる。

全体に、事前に予想していたよりもかなり繊細な作業になってた。

作り手によってカタチや仕様に違いがあるようなのですが、「ガリカイ工房仕様」のMbiraはなかなか手が込んでおります。シンプルなデザインも、飽きがこなくてよさそう。大きさの割にちょっと重いけど、旅には持ち歩いて練習したいなぁ、やっぱり。
ちなみにこの上の写真の子供は、隣りの家のチビッ子で、“ンマガ”というニックネームでみなに可愛がられています。ンマガとは、レスラーの名前か何からしいけど、たしかに何か、物おじしない強さを秘めているような…（笑）。転んでも泣いたりしません。まだ歩き始めたばかりだろうけど、みんなにはやし立てられると器用に踊りを披露してみたりして、なかなか可愛らしいやつです。