25 May, 10

「Kapiri Mposhi。」

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二日酔いで痛む頭を押さえながら、2人はAM10:00発のバスに乗ってLusaka(ルサカ)からKapiri Mposhi(カピリムポシ)へと向かった。

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バスでの移動時間は、約2時間半というところか。町とも呼べないような小さな町であるKapiri MposhiはTazara鉄道のZambia側始発駅がある場所で、ここから2人は2泊3日の長旅となる“Tanzania(タンザニア)行き列車”に乗込むことになるのである。

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しかし、どうしてこんな田舎町に、かの有名なTazara(日本ではタンザン鉄道の名で知られている)の始発駅があるのか…。

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駅の周囲もバラックのような小さな家が土の大地に並んでいるのみで、列車の旅に備えた食料を買おうにも、小さなスーパーの1つすら見つける事が出来ないのである。

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結局、そのバラック小屋が立ち並ぶ地区で“ありあわせの食糧と水”をなんとか買い集め、たくさんの人々がたむろする駅構内でPM4:00出発予定の列車を待つことにした。

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昼飯は、やはりバラック小屋の1つに入っている食堂で「Nshima(シマ:トウモロコシの粉から作る主食。)&T-Boneステーキ」を注文し、それを駅まで出前してもらいました。

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…それを、こんな感じで、ベンチで平らげる(笑)。ザンビアは牛肉自慢のお国柄らしく、これまで数人のザンビア人から「この国では、是非牛肉を楽しんでいってほしい」的な事を言われていたのだが、これまで何故かあまり食べる機会がなかった。なので、こうして最後にT-Boneステーキを食べられた事が、いい“締め”になったような気分もありました。

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食事を終えると、その後はひたすら本を読んで出発時刻を待つ。ようやく予定の4時が近づき、「そろそろかな…。」と改札口の係員に訊いてみると、なんと出発がPM8:00に延期になったという返事が!??なんだよ、まだあと4時間もあるのかよ…。力が抜けるが、文句を言った所でどうしようもない。とにかく“待つ”しかないのです。

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PM6:00過ぎには日もとっぷりと暮れ、駅の構内も薄暗い闇の中に包まれてしまった。こうなると本を読む事も出来ないし、かといって何もすることはないし…。

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最初から4時間も遅れるとなると、出発前から先が思いやられるような…。まぁ、これが“アフリカンタイム”と言う事なのだろう。あせらず、ポレポレの精神でいかないと…。

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