12 April, 10

「SAFARI in Etosha~2nd Day~。」

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国立公園内、北側にあるNamutoniのキャンプサイトで1夜を明かした、次の日の早朝。
あまり大きな期待はしていなかったのだけれど、ここに来てようやく念願の“BIG 5”に遭遇することができたのです。

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ただ、この早朝サファリを実現するために昨日泊った国立公園内キャンプサイトの宿泊料の高さには参りました…。数日前のSesriem(セスリム)と同じくらいかと思っていたら、テントサイト料200N$の宿泊料1人100N$で、結局合計400N$(≒5300円)!?セスリムの倍近い金額に、一時は宿泊を諦めようかと考えたものの、その時点で既にPM7:00過ぎ…国立公園出口のゲートも既に閉門されているらしく、外に出て他のCamp Siteに泊ることもできなかったのである。

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…「高いから、泊れん!外に出たい。(J&M)」「だめだ、門が閉まってるから出れないし、夜の公園内ドライブは禁止されているんだ!(レセプション)」…という問答を30分ほど繰り返した末に、ここに泊るしか選択肢がないことを言い含められ…最後には渋々ながら料金を支払い、今朝AM5:00までの寒く短い夜を過ごしたのでした。

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ただ、そんなこんなの後だっただけに、こんな風に今朝いきなりゾウに遭遇出来た事は、とても嬉しいハプニングだったわけです。

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草原をゆっくりと歩く姿は、非常にアフリカ的。…そこからしばらく行った先に、また何かが動いたのを見た気がした。向うの水際を歩いているのって…もしかして、ライオン!??

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そんなことを思っていたら、もっと近く、すぐ傍の道路脇にヤツらが姿を現したのです。草の陰から、警戒しつつこちらを窺う2匹の雌ライオンたち。

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そしてこちらのもう一匹は、タテガミこそまだ短いものの、どうやら雄のライオンのよう。3台ほど集まったジープその他の車の前、その距離約15mほどだっただろうか。結局草の陰から出ることなく、最後には木々の向うに歩き去ってしまったけれど、早朝のこの“出会い”は非常に感動的なものでした。

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2人の入場チケットは今朝の9時までとなっているから、そこからはひたすら北のOmuthiyaに抜けるゲートを目指してメインルートを走り続ける。シマウマやインパラなど草食動物たちの群れが、大空間の中で小さく映る。その雰囲気がまた、やっぱり何だか「アフリカ」なのです。この鳥も良く見た。お土産物の柄にもよく使われています。

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出口間近。ガゼルか、インパラか、草原の向うに走り去っていく姿が美しい。何だかみんな、妙にピョンピョンと飛び跳ねている…。

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そして、この出口を出てすぐ、町に向かう畦道の途中で、最後の最後に遭遇したのがこの大量の牛たちの群れ。誰かの飼ってる牛なんだろうけど、道の真ん中に居座ったまま全く動いてくれないのです。クラクションを鳴らしても、知らん顔してる(笑)。
ナミビアに限らず、アフリカでは牛がこのように完全に放し飼いになっているようで、車を走らせていると行く手を阻まれることがかなり頻繁にあるのです。なので、もしレンタカーなどを運転する際は、スピードの出し過ぎにくれぐれも注意しましょう。

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