「流れていく風景。」
早朝にバスの中で目を覚まし、窓の外を流れていく風景に目を向ける…。
朝日が昇ってくる前の、しんとした気配の漂う荒野の風景をぼんやりと眺めながら、次の国Namibiaについて少しだけ考えてみる。実際、いつも「その国のことはその国に着いてから学ぶ」感じなので、正直あまり多くの知識をもっているわけじゃないけど、この国には旅を始めた頃から2人とも「見たい!!」と思っていたものが2つある。ひとつは赤い砂漠“ナミブ砂漠”で、もう一つは北のKaokoveldという土地に住む、Himba(ヒンバ)と呼ばれる人々の生活。まだ見ぬそうした世界の事を思うと、起きたばかりの眠たげな脳みそも途端に活発に動き出すような気がしてくる。そんな”気分”こそが、2人がこうして旅をし続けているイチバンの理由なんだろうなぁ…。
到着した「Chameleon Backpackers」の中庭。