「Here Comes the Sun ~Dune45~。」
早朝、AM4:30に鳴らしたアラームで目を覚ますと、狭いテントの中で2人ぶつかりあいながら急いで着替えを済ませ、真っ暗な闇の中で車に乗り込み、素早く出発…。
AM5:15に開く国立公園の門をくぐり抜けると、Sossusvlei(ソススフレイ)へと続く道を、その道の途中にある“Dune45”へと急ぐ。そこは、SossusvleiというNamibia最大の名所を含んだこの国立公園の中で、日の出 Spotとして特に有名なDune(砂丘)なのである。
ちなみに、このようにして国立公園内で日の出を観ようと思った場合、“セスリムキャンプ”という、公園に接するように造られた公営のキャンプサイトに泊るしかないようになっています。外の宿泊施設に留まった場合、公園内への門をくぐれるのは日の出時刻をまわってから。外門の開閉時刻が「日の出から日没まで。」となっているのが、なかなかイヤらしいところです(笑)。
そんなわけで、2人は昨夜はこのセスリムキャンプで宿泊したのですが、宿泊費が高い分だけ設備的には非常に整っていて、キャンプ泊もとても快適でした。テントはナミビアに入る前、南アフリカのCape Townで購入したもの。Camp Masterというメーカーのもので、新品で240R(3000円ちょっと)だから、まぁ安いです。これがこれからの南部アフリカの旅を安く上げようとした場合、かなりの威力を発揮することになるらしくて…。
今日の“日の出予定時刻”は、AM6:15。30分前にDune45の前に到着すると、少し白んできた空を見ながらヒンヤリと冷たい砂の丘を静かに、ゆっくりと登り始めた。同じように車を飛ばしてきた人々が、列を作って砂漠の稜線の上に並んでいる。そして…。
いきなり目の前に浮かびあがった、真っ白な光の塊。その光に照らされた砂漠の景色が、一気に色を放ち始める。
砂丘の上に腰を下ろし、2人並んでその朝日と照らされた世界を見つめ続ける。
ナミブ砂漠の、ナミブ砂漠らしい赤色が、真っ青な朝の澄んだ空色に映える。
刻一刻と色を変える砂の世界を、夢中で写真に収めるJとM。Mは動画もたくさんとっていた様子(笑)。
砂丘と砂丘の間に出来る影が、砂だけで覆われた世界に魅力的な強弱を与える。
近づいてみると、足元に広がる砂丘に刻まれた微妙な模様が目に飛び込んできます。
とにかく、静か。風の音と、その風に流される砂のすれる音しか耳に届いて来ない。
この旅の中で、とても楽しみにしていた場所での日の出を、しっかりと心に焼き付けておかなきゃ…。
南アは終了したんだね。サッカーかしら
と話題になっておりましたが。
こちらの皆は春になっていろいろと変化
がありましたね。ザ・春です。
Oshisyo&M | April 21, 2010 12:00 PM
はじめまして!
地味に、以前から拝見させていただいていました。毎回すごく写真のセンスに魅了されています。今回の写真はもう圧倒されてしまいました笑
これからも楽しみにしています♪
moomo | April 23, 2010 1:59 AM
moomoさんへ。
コメント、ありがとうございます。
写真をそんなに気に入ってもらえると、何だか本当にうれしい(笑)。
アフリカはネット環境がイマイチで、ブログの更新も不定期になりがちですが、
また暇な時には是非のぞいてみてください!!
J&M | May 19, 2010 8:40 PM