「Village。」
各島には土地のフィジアンたちが生活する村があり、HotelやResortではその近くの村を訪れるTourを参加費5ドル(250円)くらいで主催している。
この島を離れる日、フェリーが来るまでの時間を利用して、2人もそれに参加してきました。
村までは、宿から徒歩で10分ほどの距離。村に入ると女性は下半身に布を巻かなければならないらしく(膝下までのスカートならOK)、Mもその場で借りた布を巻きつける。
地元の人が“ワイワイTREE”と呼ぶ木。中米あたりでもよく見た木だけど、赤い花がいかにも南国という雰囲気を感じさせる。2人とも、この木がとても好きです。
向後さんによれば、ここらでは“クリスマスTREE”とも呼んだりするらしい。クリスマスのころに花を咲かせるから、とか…。
村を横切り、まずは村長に挨拶をしにいく。その直前、ガイドの女性(村出身のフィジアン)から花を一輪、頭にさしてもらったM。何だか、嬉しそうでした(笑)。
そしてこれが、この村の村長さん。村長さんは同じ家系で引き継がれていくものらし
く、通常は息子が後を継ぐことになるのだが、男子が生まれなかった場合は娘が後を継ぐ事もあるらしい。この辺、村によって多少異なってくるようでもありました。
村長への挨拶が終わって建物の外に出てみると、さっきのワイワイTREEの下に何やら、急造の“お土産市場”が出来上がっている(笑)。まぁ、2人も興味がないわけじゃなかったから、たのしくお買い物をさせてもらいました。でも、商売ッ気はそれほど強くないというあたりが、いかにもフィジアンという感じでしょうか…。