04 February, 10

「Car Rental。」

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昨夜は、以前にも泊ったBackpackersに泊るつもりだったのに、午前中のうちに到着したにもかかわらず、部屋もベッドも全て予約で埋まってしまっているなんて…。

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なので、そこから数十メートル先にあった安宿のダブルルームで1夜を過ごすことにしたのです。そこは安いとはいえ普通のHotelだから朝食もきちんとセットになっていて、こんな立派な温かいBreakfast Menuに驚かされたりなんかして。焼きトマト美味し。
きちんとお腹を膨らませた後、そこからいよいよレンタカーの受取である。
レンタカー会社には「朝8時に宿の前まで車を持ってきてください。」と頼んであったのだけれど、予約がきちんと通っているか不安だったりしたことと、調べてみるとそのレンタカー会社が宿から数百メートル先にあるらしいということもあって、もうこちらから直接出向いて見る事にしたのです。
訪れてみるとその会社は安いだけあって本当に小さな造りの事務所で、隣りには自動車整備工場のような施設が…。つまり、「自動車整備工場が副業でレンタカー会社やってます」的な雰囲気なのである。まぁ、それならそれで、古い車使ってても整備が行きとどいているかもしれないけど。とりあえず無事に車も用意されていて、三菱自動車の1995年製MAGNA(ステーションワゴン)が2人の手元に「はいよっ」と預けられたのです。15年前の車のわりには、まぁまぁキレイに整備されている感じ。エンジンの音も良好で、EMPTY寸前のタンクに近場のGASスタンドでガソリンを満タンに入れると、楽しみにしていた7日間のドライブ旅行へと遂に出発したのであった。

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初日の今日は、相変わらずの“曇りのち雨”な天気。雨は時間を追うごとに激しさを増して、時には土砂降りになるような場面も…。
そんな中、途中いくつかの町や「はちみつFactory」などに寄り道しつつ、最初の目的地に決めていた「Glow Worm&鍾乳洞見学」へのエントランスへと到着したのです。

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Glow Wormとは、日本語で“土ボタル”と訳される虫の事で、この辺りの洞窟の中に住むこいつらの、暗闇の中で光る様が、宮崎駿アニメ「天空の城ラピュタ」の“ひこう石”のインスピレーションになったのではないか…と噂されているとか、いないとか…。

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そんな、ちょっと神秘的な洞窟内の風景は、撮影禁止の為に写真には記録できず。鍾乳洞そのものもなかなか大きな規模でしたが、そっちはまぁ、そこまで“ここでしかみれない”的ではなかったと思います。いろんなところにあるからね、鍾乳洞って。

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洞窟見学の後は、シェフィールドという町でランチタイムに。未だ雨は降りやまず。タスマニアでは何処の町にも必ず1件はある“アンティークショップ”にも立ち寄ってちょっとしたお買い物もすることができました。

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そこから先は、今回の旅の目玉の1つである「Cradle Mountain(クレイドル・マウンテン)」へと向かう道のり。本当は今日のうちにこの山を見てしまおうと思っていたのだけれど、あまりの雨と霧の深さに、今日の見学はやむなく断念。

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色々と考え、検討した末に、今日のところは付近のキャンプサイトに泊って、明日の朝一番でもう一度その「山を見よう計画」にトライする事に決めたのでした。
ちなみにこれは、クレイドルマウンテン周辺の自然です。ここで野生のウォンバットにも会えました。車を徐行してたら、目の前の道をのそのそと横切っていって…。

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必死で追いかけてみたけれど、鈍そうな動きの割にいつの間にやら草陰へと消えていき、結局写真を撮る事も出来ず。でも、あの丸さであの動きは、ずるいくらいにカワイイです(笑)。そんでこれが、今日の寝床。キャンプサイトで車の中に眠るつもりが、ほぼ同じ値段でこんな小さなロッジを貸してもらえました。中はマットレスがあるだけの超シンプル空間ですが、貸してもらった毛布をかければそこそこ暖かく過ごせそうな感じ。車のシートに寝るよりは、寝心地良いのは間違いないでしょう…。

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