「橋での出来事。」
美術館を出てすぐ、今度はその“別館”にも行ってみることにしました。
ここでは、歩いて数分のその別館へ行く途中の、橋の上から見た事件について。
良く晴れた水曜日の午後。橋の下の川には観光客を乗せたカヌーが浮かび、とてものどかな雰囲気でありました。それが…。
ふと2人が川から目を離した次の瞬間、“ドボンッ”という音がして、人々の目線が一気に橋の下へと向かったのです。そうして目に飛び込んできたのが、これ。
何が起こったのかは分からないけれど、何かの理由でバランスを崩したカヌーが転覆、乗客がみな、川の中へと放り出されてしまったらしい。とにかくみんな、注目、注目。
そのうち、近くにいたもう1隻のカヌーが近づいてきて、常備しているらしいロープを沈没舟の方へと投げ出した。第二のアクシデントが起きなきゃいいけど…。
そんな不安は的中することなく、無事に牽引を開始した観光カヌー2隻。前を進むカヌーの船長の合図に合わせて、観光乗船客が一致団結している様子が微笑ましい(笑)。
心配そうに見守る子供たち。それにしても、一体何で転覆したのか…まぁ面白かったけど。