01 November, 09

「どこまで行っても…。」

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七五三が重なっていた事の影響もあってだろうか、週末の伏見稲荷は朝からたくさんの人出でごったがえしていた。

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入口からすぐに現れ始める参拝所やおみくじを横目に通り過ぎていくと、先ずは目当ての“鳥居たち”の方へ。いきなりのご対面を果たしたその風景は、やっぱり「おぉっ!!」と言わされてしまう感じの“面白さ”がありました。

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何段あるのか分からないくらいの数が続いているその階段を、1歩1歩踏みしめながら登っていく2人。午後から天気が崩れると聞いていたのだが、今のところ空には青空が広がっているようだ。今しばらく持ちこたえていてくださいな…。

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老若男女を問わないのは勿論、国籍も入り乱れての「階段登り競争」という感じで、次から次に様々な種類の人々が、そこに並んだ無数の鳥居の下を通り抜けていく。そして、しばらく行って少し疲れたかなと思い始めた頃に、ちょうどよく茶屋が出てくる仕組みです。

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2人も本当はそこらでゆっくりしたい気持ちもあったけれど、今日1日しか京都見学の時間が無いと思うと自然に前へと足が急いでしまうようだ。いつものように金をケチっている…というわけじゃなくて、今回は時間をケチっているわけですね。

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こんな小さな子どもさんも頑張っているんですから。そんな、休んでいる場合じゃないです。わっせわっせと登って行きましょう!!おっ、横からは犬の姿も。犬なんかにとってはちょうど良い遊び場というか、散歩道になっちゃうんだろうなぁ、こんなのって。

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そこからしばらく行った先に、再び現れる別の茶屋の姿。その中で寛いでいる何処の誰かも知らないオジサンの風貌に、とても惹き付けられてしまうのは一体何なのか…。
あのお歳でこういう坂というか、階段を登る作業って非常に疲れる事なのだろうなぁ。

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途中のわかれ道を適当な方向にチョイスしながら進んでいるうち、いつの頃かに“折り返し地点”を通過してしまっていたらしい。となると、あとはまたひたすら階段を下りる作業に突入するってことか…。

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見晴らし台になったような場所からは、素晴らしい京都の街を一望に見渡すことが出来るようになっている。この頃には少し空が曇ってきたようで、今日は少し霧にかすんだような景色になっていた。それでも、これはとても素敵な風景ですね。

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2人が無事に全ての鳥居をくぐり抜けたその後くらいから、ポツリポツリと予定の雨がいよいよ降り始めた。今日はもう少し寺巡りを楽しみたかったのだけど、この雨がひどくなるようだとそれも少し難しいのかもしれないな…。

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