遊園地からさらに歩いた先、「St Kilda」と呼ばれる地区の通りで見つけたカフェで、ひと休み…。

この辺りの通りに漂う、少し寂れた感じの空気がとても良い。特に海に近いあたりの、潮風で古びた建物の並び建つ様子からその気配が漂っているのかもしれない。

そんな通りの雰囲気に良く似合う、小さな老舗風のカフェに入ると、壁一面に積み上げられた雑誌の山が目に飛び込んできた。その反対側にショーケース越しのレジカウンターがあり、並べられたカワイイお菓子たちの中から好きなものを選んで先に支払いを済ませる。

4つ5つしかない小さなテーブルの、入口に近い辺りの席に座るのは、地元風のオジサンたち。こういう、おっさんが常連のカフェっていうのは、結構コーヒーが美味しかったりするものです。ちなみにここは“100年前のレシピで作った”チーズケーキも美味でした。