この森では野生のウサギを観れることの方がカンガルーを観れることよりも何だかちょっとうれしかったりするから、今日からここを“ウサギ・サンクチュアリ”と名づける事にしました。

おもにウサギを見つけるのはMで、Jは「えっ、どこどこ！？？」と言っている間にウサギは木々の向うに消えていってしまう。カンガルーといいウサギといい、とにかく“野生”のやつらは警戒心がビンビンで、逃げ足もメチャメチャ速いです。動物園とかBunker Bayのカンガルーなんて人が近づいても寝てるか食べるかをやめようとはしないくせに（笑）。

そんなウサギ・サンクチュアリをブラブラブラと歩いているうち、いつの間にやら夕暮れ時に。太陽が地平線ギリギリまで降りてきたなぁと思う内にすぐ、周囲の風景が輝くようなオレンジ色のベールに包まれた。オレンジ色に染まったのはもちろん風景だけじゃなくて、お互いの顔を見ればそれは「まっ赤～なほっぺたの～、き～みと僕～♪」である。

池に移りこむ風景と目の前の風景との色の違いが面白い。なんでだろう、やっぱり目の前の風景の方がキレイな夕焼け色に色づいているようである。何はともあれ、今日の夕焼けも本当にきれいな風景でした。夕焼け刻の風景は、いつだって2人の期待を裏切ることがない。自然ってホント、素晴らしですね。