04 August, 09

「Octopus。」

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仕事が早めに終わったので、夕方からJetty(桟橋)でカニ採り漁に挑むことに…。

今のこの辺りは釣りよりも“カニ漁”の方がシーズンであるようで、Backpackersに滞在している友達からも「今日は15匹捕れた!」とかいうような話はちょくちょく耳にしていたのですが、2人が実際に挑戦するのはこれが初めて。
カニ捕り用のケージ(網)はEtienee(フランス人。通称“ATM”)から借り、お馴染みJonnyの車に乗っかって久々の訪問となるDunsborough Jettyへと向かった。

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到着してみると、時間が少し早かったからか先客はまだ誰もいない様子。
さっそく桟橋の先端に陣取ると、そこから沖へ向かって直径60cmほどのケージを2つ放り投げた。後は待っている間の暇つぶしに釣糸を垂れてみるのだけれど、今日もやっぱり魚の気配は全く感じない。数週間前にはあんなにたくさんいた魚たちは、一体どこにいってしまったのだろうか…。
海の水は最近の中ではかなり透き通っている方で、桟橋の上からでも海底面が見えている分ケージの具合もなんとなく把握でしてしまうのだが…今日に限っては、どうもカニたちの方もあまり活動していそうな気配を感じられない。

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そんな“希望薄”なケージを何度揚げてみた時だったろうか…カニの気配のしないケージの中に、何か不思議な物体がうごめいているのが見えた。「んっ!?何だろう…。」
3人が見守る中で海面から出てきたそれは、ぐにょぐにょとケージの網に絡みついたかなり大きめサイズの“タコ”だったのである。最初にこれを見た時の感想は…やっはり3人とも、「美味そう。」だったんじゃないかと思う。
刺身でもよし、茹でてもよし、グリルしてもよし。う~ん、想像力が膨らみます。
それにしても、この動き…Mは「タコ踊りだ~。」と大はしゃぎで、カメラでムービーまで撮ってみたりもして(笑)。

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その後夕暮れすぎにはカニの方も遂に姿を見せ、そこからはもう、ケージを投げ入れれば必ず4~5匹はかかってくるという捕り放題状態に。その中からサイズの良いのだけを10匹ほど選りすぐって、大漁のバケツとともに宿へと戻ったのでした。
みんなで楽しくシェアメシするため、調理は全てBackpackersにて。タコもカニも相当に美味で、たっぷり平らげておなかも一杯。久しぶりの収穫を十二分に楽しめました。

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コメント

モモチン、ジュンサン素敵な旅続いていますね。
僕はたった今holidayから帰ってきて早速仕事です。
そしてこのコメントは”タコつながり”という事で。。。
実は先週まるまるPantelleriaというシチリアとチュニジアの中間にある火山島に行ってきました。そこでタコを見たというわけ。。(もちろんただ見ただけですが。。。)
写真はないけどそのうちupしますのでそんな具合で良い旅をー。。。ciao

Tepp へ

Pantelleriaってところ火山があるのかぁ。
イタリアももっとゆっくり回ったら楽しいところいっぱいありそうだね。前回はレイルパスの期限の関係でかなりの早足だったからね。
ミラノの最期の晩餐も見そこねたしね。
また、機会があったらいきたいなぁ。

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