07 April, 09

「After Hours。」

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行きと同じように車に揺られてDunsboroughの宿へと戻り、部屋で汚れた服を着替えてようやく一息つくことができた。

労働時間が少なかったからそこまで疲れてはいないのだけれど、畑の上に広がる雲ひとつない青空に浮かんだオテントサマがあんまり頑張るもんだから、その日差しの熱さに2人ともかなり参ってしまっていた。そんなわけで、この文の最初に書いた“着替え”っていうのは、部屋着や街着にではなくて「水着に」なのです。
なにせ宿から数十メートルの距離に砂浜が広がっているのである。こんな日は、もう水の中へと飛び込むしかないのだ。うん、そうだそうだ(笑)。

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仕事の後にビーチで横になるひと時って、何だか理想的な時間の使い方だなぁって気がする。こちらの仕事は夕方までには終了するのが普通だから、この先もこういう素敵な時間を過ごせるのかと思うとちょっと嬉しくなってしまった。海辺には数えるほどしか人影はなく、静かに寛ぐにはちょうど良い。さわやかな海風が火照った体を撫でていく。砂の上に降り注ぐ日差しが熱いと感じ始めたら、ダダ凪の湖みたいな遠浅の海に「ドボンッ!」。
水はやっぱり冷たいけれど、これだけ気温が上がってくれると気持ち良く入水することができたり…でも、やっぱり少し冷たいかな(笑)。

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Dunsboroughでの遊泳はこれが初めてだったが、実際水に浸かってみると、思ってた以上に遠くまで浅瀬が続いている事が分かった。遠くに行くほど、逆に浅くなってる所もあったりして。竹富島の「コンドイビーチ」みたいな感じ。
砂はきめ細かく、植物も一部群生しているところ以外にはあまり生えていない。魚は小魚が多くて、2人が水につかって浅瀬で座り込んだりしていると徐々に周辺に集まってきたり…なんだろう、もしかしたら身体の汚れが餌になったりしてるのかも…。

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泳ぎ疲れると浜辺に戻り、広げた敷物の上に寝転がっている内、2人ともいつの間にか眠り込んでしまっていたらしい。気付いた時には夕方の風が吹き始めていて、身体は赤くしっかりと日焼けしている。(Jは肌が元から色黒なので赤くはならないけど。)
明日は、野良仕事もひとまずお休み。今日のオーガナイザーの“歩合”はあまり条件がよろしくないから、出来れば他のつてを得られればいいんだけどなぁ…なんて考えつつ、服を羽織って夕焼けを見てから宿へと戻ったのでした。

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