13 January, 09

「Shape of the “Trees”。」

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宿代には朝飯が含まれてなかったから、昨日の内に購入しておいたパンとハム、それに卵を使って簡単な朝食を作って食べた。

ここのキッチンのガステーブルというか、コンロが何とも可愛らしくって、いかにも冬の山小屋みたいな感じがする。“北の国から”とか、そういう雰囲気の地方で使われてそうな1品で、使い勝手も意外や、なかなか良い。

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全体にボロ目な造りの宿ではあるけれど、このダイニング・キッチンはちょっと2人とも気にいってしまった。そこでの朝食をささっと済ませてしまうと、町に出て昨日行けなかった旅行代理店を訪れてきた。
ペンギンTourの話をすると、早速今日の夕方のTourに参加が可能であるらしい。
天気もそれ程悪くなさそうだし、ここはさっさと行っちゃいますか、ペンギン村に。
手配を済ませてバウチャーを手にいれ、集合時刻を聞くと「4時に港の船着場で。」ということ。港までは町の中心から3kmくらい離れているから、代理店の人は“TAXIを使って”と言っていたけれど、今からゆっくり歩き始めて、散歩しながらそっちへ向かう事に。
良く晴れたPunta Arenasの町には、ここに来てようやくパタゴニアらしい強めの“風”が吹き抜けている。それでも気温はそれ程低くないから、肌寒さはそれ程感じない。
時折吹く“突風”に気を付けつつ、徐々にシエスタに入り始めた午後の商店街をゆっくりと歩いていく。
店先に並ぶ商品にはペンギンのマークを付けたものも多く、この町が「ペンギンの町」であることを改めて感じさせられる。
しばらく歩いて町の中心から外れると、道路は少し幅が広がり、中央分離帯に当たる部分に緑道が設けられているのが見えてくる。
その真ん中を歩きながら、どうもこの町の植木や並木はどれもキレイに切り揃えられているのだなぁということに、2人とも感心させられてしまった。

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特に、港までの道の途中にあった墓地の中の木々のシェイプは、どうもタダ事ではない感じのカッティングになっているのである。思わず中に入っていって、その見た目の“気持ち良さ”に心を癒されてしまいました(笑)。

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そんな木々の間を通り抜け、2人はさらに港を目指して歩き続ける。
風はますます強くなってきて、時折冷たい空気を運んでき始めたようでもある。
海が近づいてきた辺りになると、右サイドにショッピングモールらしき建物群が現れてきた。あれが、噂には聞いている「Duty Free」のショッピングセンターだろうか。

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時間前、3時半になるかならないかってくらいの時間に、2人は無事に船着場に到着。
カナダ人の旦那さん&日本人の奥さんという老夫婦と少し旅の話をしながら、ペンギン島行きのフェリーが到着するのをしばらくそこで待つことに。
ペンギンの島って…いったいどんな様相になってしまっているんだろうなぁ。

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