26 January, 09

「パタゴニアのそら。」

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AM7:00に目を覚まし、宿のBig Breakfastを今日もしっかりと頂いたあと、久しぶりに旅の荷物をガッツリと担いでバスの出発場所へと向かった。

毎日定時に出発している“カラファテ行き”の長距離バス。今日は2便に別れて、朝早くに集まったたくさんの乗客を彼の地へ運んで行くようである。
ほぼ予定時刻通り、AM8:35にプエルトナタレスを出発。車内は比較的キレイで、大きな窓から見えるパタゴニアの雄大な景色が気持ちイイ。

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早朝には“暗い雲”が多いようにも思えたが、こうして走っている内にそれも次第に晴れ、大きな青い空のあちこちには、今日も色んなカタチをした“まっ白い雲”が浮かんでいる。
それにしても、パタゴニアでは本当に色々な種類の雲を見ることが出来る気がする。しかも、それらが同じ空の上にガっと集まっていたりして、見ているとまるで、パタゴニアの子供たちがそこに絵具でイタズラ書きでもしたみたいだ。

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昼頃、バスは「道の駅」的なレストランで停まった。ここがまた、周りに何もないような、だだっ広い平原のど真ん中にあって、普通のサイズのレストランなのに何だか妙にスケールが小さく見えた気がした。結局のところ、周りに広がる大自然のスケールがあまりにも大きすぎるのだろう。空のデカさもやはり、半端じゃない。

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降りた乗客がみんな、その広い大地のあちこちに散らばっていっていて、見ているとそれぞれ思い思いの“パタゴニアのそら”を写真におさめていたようだ。
この休憩のあと、バスの通る道は少し凸凹になってきて、速度もそこからガクンと落ちた。
そんな中、適度な細かさで伝わってくるバスの振動が気持ち良くって、どうも次第に眠たくなってきてしまった。もう少しで、カラファテの町に到着するはずだけど…。

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