02 January, 09

「“でか足国”へ。」

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AM11:00のバスに乗って、遂に“でか足国”Patagoniaへ向けて出発した。

実は今日、Buenos Airesでは大きなイベント事があって、それは何かというと、何と、かの有名な「パリ・ダカールラリー」がこの地で開催される、その初日なのである。
パリダカは通常、その名の通りパリとダカールを結ぶルートで争われるレースであるのだが、近年のセネガル周辺の治安状況悪化などにより、今年初めて他国で開催される運びとなったらしい。
そんなこと、2人とも直前まで全然知らなかったから、もうだいぶ前にこの日のバスのチケットを購入してしまっていたのだが…どうやらこれ(レース開催)は事実であるらしい。
年末に行ったウルグアイでもこのパリダカを見るためにブラジルからバイクでブエノスに向かっている団体と出会い、実は彼らからそのレースがあるという情報をいただいたのであるが、その時はまだ「でも、パリダカって、パリとダカールのことでしょ!??」と、半ば信じていなかったのだ。
しかし、いざそれが本当のことだとなれば、ちょっと雰囲気だけでも覗いてみたかった気もしてくるけど。…まぁいいか、そんなレースより、2人にとってはPatagoniaへと旅立つことの方が、数倍楽しくて嬉しいイベントなんだから(と、いいきかせてみる…)。
さて、冒頭でパタゴニアのことを“でか足国”と書いたが、これは椎名誠さんのパタゴニアに関する著書「でか足国探検記」の表題からパクらせてもらったもの。
Patagonia(パタゴニア)の語源となるPatagon(パタゴン)とはスペイン語で「デカい足」を意味するらしく、かつてマゼランがこの地にたどりついた時に出会った原住民(たぶんテウェルチェ族)が相当な巨体と“巨大な足”の持ち主だったらしい。そういったことから由来して、この「パタゴニア」という地名が生まれたのだという…。
ついに2人が足を踏み入れる事になった、でか足人種たちがはびこる(!?)大自然の王国、地球の南の果て、パタゴニア。
そこで待ち受けているはずの氷河やペンギンたちとの出会いに思いを馳せながら、24時間のバスの旅路を快適なアルゼンチンバスに揺られて2人はズンズン・どかどかと進んでいくのであった…。

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コメント

明けましておめでとう!!
旅も長くなりましたね。
今年も元気で旅を楽しめそうだね

去年リスボン旅行中にパリダカに偶然遭遇した時も、やっぱ『なんで??パリダカでしょ??』って思ったのを思いだしちゃった。その時はテロがあって急遽中止になっちゃったからちょっと残念だったけど、会場には車もスタッフもまだ残っていて雰囲気はあって楽しかったよ・・・今年はウルグアイなんだね。
ところで今年の旅行では、つなのお勧めのカタツムリも食べてきたよ。私のBEST1は茹で羊の頭半分肉だった!!オレンジジュースは広場を通過する毎に飲んじゃったよ。初日の出はサハラ砂漠の駱駝の上で迎えました。モロッコも思っていたより安全だったし人々も親切だし楽しい国でした。
次回はウユニ湖に行きたいけど・・・遠くて10日間じゃ~無理だし・・・会社を辞めないと行けないよぉ~
次の旅はふたりのブログを読んで検討するかな?
体には充分留意して楽しい旅を~

HALL-Eさんへ。

明けましておめでとうございます!
またネームが変わりましたかねぇ!?
それにしても、書いてある文章の感じからいくと、正月休みにモロッコへ行って来たんですね!
モロッコは2人とも、また行きたいなぁと常に話題に上る国です。あの場所だから、あのオレンジジュースやら何やらがあれだけ美味しく感じるんだろうなぁ。う~ん、書いてるそばから行きたくなってきた(笑)。
因みに、確かに遠いには遠いけれど、南米大陸はやっぱり素敵な場所の宝庫のようなトコロです。
短い休みを利用してきている人も結構いるから、是非チャレンジしてみてもらいたいな、と。
ブログには正直な感想を書いているので、是非是非参考にして次の行き先を決めてみてください。
因みに昨日まで5泊6日のキャンプ&トレッキング生活を過ごしてきたチリの「パイネ国立公園」もかなり最高の場所でした。できるだけ早めにブログを書くつもりですが、かなり”オススメ”ですよ!

では、そちらも忙しく働きすぎずに、身体に気を付けてくださいね(笑)。

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