23 January, 09

「Pimientoソース。」

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宿に戻ると、事前に予約をしていなかった事もあって「ゴメン、今日は満室なんだよ…。」と言われてしまった。そういう事もあるかなとは思ってたけど、キャンプが実際“何泊”になるか分からなかったから…。
それにしても、これから移動か…。何だかダルイし、メンドクサイなぁ。
探すのもまた、億劫だなと思っていたところ、宿の目星はとりあえず向こうの方で付けてくれた。どうやら知り合いの“家”らしく、その一室(個室)を貸してもらえるらしい。
1人7000ペソ(1050円くらい)。それ程高くもなく、WiFiも使える。それより何より、とにかく個室である事が嬉しい。疲れてるから、今日は特に。
迎えに来てくれてた向こうの“宿主”Evelinの後に付いて、重たい荷物を新しい宿まで運んで歩く。久々に“旅の荷物”を担いでみると、キャンプ用の荷物より大分と重たい事に驚かされた。こんなに重たいものいつも持ち歩いてたんだっけ…!??
数ブロック東へと移動し、更に数ブロック南へと移動していったその先、町の少し外れの方に、その宿、というか、家はあった。
中に入ると、ますます本当に“家”という感じ。
家具など、室内の雰囲気が全体に温かくって、何だかとても過ごしやすそうだ。

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案内された部屋に荷物を降ろし、6日間着続けた衣服を脱ぎ捨てると、とにかくまずは、シャワーRoomへと直行である。キャンプ中は、洗面で足やら手やら顔を洗う以外、ほとんど風呂らしいものにはお世話になっていなかった。そんな全身の、文字通り“垢”をキレイに落とし切った後、洗濯物を脇に抱えていそいそと夕方の街へ向かうことにした。
何をそんなに急いでいるのかって、とにもかくにも、腹が減ったのである。
目当ての“あそこ”にまず行かないことには、落ち着こうにも落ちつけたもんじゃない(笑)。

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洗濯物をLavandaria(ランドリー)に出し、借りていたキャンプ用品分の費用清算を済ませてしまうと、この町に来て以来何度もお世話になっている、黄色い外装が鮮やかな、とある大きなレストランへと向かった。
席につき、周りを見渡すと、今日までのパイネ・トレッキング中に何度も顔を合わせた面々が座っているのが分かった。彼らも今日、キャンプ生活を終えて、まずは、という気持ちでこのレストランに来たという事らしい。みんなのお気に入り。いや、実際、ここは本当に“ハマる”レストランなのである。値段もそんなに高くないし、味もなかなか。メニューもかなり多いから、誰でも1つは好きな料理があるはずだし…。
因みに2人が迷わず注文したのは、出発前日にも食べた「ステーキのピミエントソース掛け」。黒コショウ風味のクリームソースが、肉の旨味をとても良く引き出している。
ここぞとばかりに、新鮮なサラダとビール(1ℓ)を添えて。とても贅沢な気分である。

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腹も膨れ、味覚も癒され、大満足で宿へと帰宅。
途中にJは伸びてきた髪の毛もカットしてしまって、心も体もすっきりとした感じ。しばらくこの町でゆっくりとして、その後はまた国境をまたいでアルゼンチンへ。
カラファテという町を起点にして、今度は氷河の上を歩く“氷上トレッキング”に2人で挑戦しようと思っています。

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