05 December, 08

「うみ カーニバル、うみ カーニバル。」

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“Carnatal”2日目。開演時間を過ぎたPM7:00前に会場へと到着したのだが、昨日にも増して参加者の人数が増えている事がひと眼で分かる。
昨日が木曜日で、今日が金曜の夜であるという事は大いに関係しているだろう。早い時間からすでに、“出来上がってしまっている人”もかなり多いようだ。

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昨日の経験を踏まえて色々と考えてみたのだが、やっぱり2人は全てのアーティストの演奏をしっかりと見る事が出来るからという理由で、今日も昨日と同じ“観覧席”から参加する事に決めていた。値段が安いってのも、勿論2人にとっては大きい。
そして、さらには昨日の様に宿で参加T-shirtを手配してもらうよりも現地のダフ屋的なひとから買った方が安いって事も2人は既に知っていて、だから今日は全てが現地調達なのである。チケットも、メシも、ビールも音楽も全部。
なので今日の昼間は何の準備もすることなく、またもやビーチでほぼ半日を過ごしていた。昨日も今日も、何だかビーチとカーニバル会場を行ったり来たりしている感じだ。
うみ、カーニバル、うみ、カーニバル…である。
会場では、観覧席へと入場する前にとにかくまずは腹ごしらえを!というのでスタジアム周辺をブラブラと歩いていると、食べ物屋台の間に混じってこんな“お金欲しさ丸出しルーレットゲーム”の屋台なんかも出ていたりする。
机の上に並んでいるのは全て本物のブラジル・レアル紙幣で、自分が掛けた所にルーレットが来ればその額が手に入るということなのだろう。よくは見てなかったけど、多分そんな感じ。みんなの“熱意”が少し怖くて、離れて行ってしまったので…。

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人気がありそうな屋台にていつもの串焼肉(1本1~1.5レアル)をビールで一気に流し込み、その後いよいよ大音量の音楽と観客の歓声が聴こえ始めた観覧席の方へ。
相変わらず、今日も凄い熱気と一体感が会場全体を包んでいる。アーティストと一緒にパレードに加わっている一般参加者の数は、昨日よりさらに膨大であるように見える。

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しかし、それにしても…ここで1つ書いておきたいのは、2人にとってこの“SALVADOR形式のカーニバル”は、基本的に全く“意外”な代物であったということである。
2人にとってのブラジルのカーニバルとは、そのまま“サンバ”に直結しており、艶やかな衣装に身を包んだ黒人ダンサーたちがサンバのリズムで踊りまくる…という図を常に思い描いていた。もちろんリオではそういうカーニバルの姿を見る事が出来るハズだと思うが、他の町のカーニバルについても同じようなパレードの姿を予想していたのだ。
しかし、実際にこうして参加してみると、全くこれは“別モノ”である。

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パレードの中でバンドによって演奏される音楽は、どちらかといえばポップスという様なジャンルに近い。そして、祭りの会場全体については、ある意味大きなクラブやディスコテックであるかのような雰囲気なのである。
でも、意外だとはいえ、これはこれでメチャクチャ楽しいです、もちろん。
今日は全てのアーティストの演奏を見て、結局宿に帰ったのはAM1:00を回った頃だった。
しかし、この楽しいCarnatal体験のお陰で、前よりもさらに2人とも“リオのカーニバル”というものが気になってきてしまった。
どんなに盛り上がるものなのか、やっぱりあっちも参加してみたいけどなぁ…。

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