02 December, 08

「泳ぎたいのに…。」

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このNatalでの“Carnatal”参加を決めた段階で、VISAの滞在日数が足りなくなる事が同時に決定していたので、今日はブラジルのVISA監査機関である“Pilicia Federal”に延長手続きをしに向かったのだが…。

AM10:00前に宿を出たのにもかかわらず、目当てのバスが来るのに1時間以上も待たされた結果、現地に到着したのが正午を少しをまわったあと。
入口で聞くと午前中の受付時間は既に終わってしまっているらしく、午後の部はPM2:00~PM5:00となっているらしい。
しかし、問題はそれだけじゃなかった。
Jはこの時T-shirtに短パンという服装をしていたのだが、警備員によると短パン姿ではこの施設には入場できない規則になっているらしいのだ。
もちろん替えのズボンなんて持ってきてはいないから、結局一度宿に戻って着替えて出直さなきゃならないって事…こんなに時間を掛けてきたのに、「振り出しに戻れ。」だなんて!?あまりの面倒臭さに、なぜか警備員に腹が立ってきてしまった。
もちろん実際には服装を気をつけなかった自分が悪いんだけど、暑さのせいとバスに待たされたせいで、気持に余裕がなくなっていたのだろう。
そうはいっても、そのままではいつまでたっても入る事はできない。結局来たのと同じバスで1時間くらいかけて宿に戻り、ズボンと靴を履いて“午後の部”へ向けて出直しだ。しかし今回も目当ての「66番」のバスは待てども待てども全然来なくて、最終的な待ち時間は結局今回も1時間くらい。乗り込んだバスが「Policia Federal」の傍まで来た時には、PM4:00を過ぎてしまっていた。
まぁギリギリどうにかなったなと、先ほどと同じ門の前で同じ警備員に声を掛けてみると、おもむろにどこかへ電話をし始めた彼の口からこんな一言を聞かされることに…
「今日はもう、受付の人が帰ってしまったらしい。また明日来てくれないかな。AM8:00からやっているから。」
…ここのところのこの、ブラジル人たちとの「噛み合わなさ」は、一体どうしたことなのだろうか!?なに、何で帰っちゃってるの?だってまだ、PM5:00の終了時刻までには大分時間があるじゃないですか…こっちはこの為に今日1日を潰してるんだから、どうにかして誰かに受け付けさせてくれなきゃこまるよ~。絶対的に、どうしても困る!!
どんなにこちらの努力や熱意や怒りを伝えても、向こうは単なる警備員であるから、結局のところ「中に誰もいないものはどうしようもない。」という態度が変わるわけもない。
施設に入れない時点で、こちらに勝機はないのである。
この、どこにも向ける事が出来ない怒りと、やりきれなさ…。こういう1つ1つに、結局は馴れていくしかなんだろうなぁ…。じゃなきゃ、その都度怒り疲れてしょうがない。
JとMの2人の間の空気も、妙にピリピリとササクレだってきてしまった。

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こういう時は、「食う」か「買う」ことでストレスを発散するしかないのです、実際。
帰りにNatal Beach Zoneにある巨大ショッピングセンターに寄り、米やらハムやらフルーツやらビールやら、とにかく美味しそうなものをたくさん買い込んで、宿に帰る頃には少し気持ちも和んできた2人。

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夜には以前Sao Pauloで買っておいた日本食「マルタイ棒らーめん」を使って至福の食事を楽しみ、そのあと生ハムでビールを飲んで、一応幸せな気分で今日一日を締めくくったのでした…。

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