01 December, 08

「Natal。」

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Natal(ナタル)は、ヨーロッパの観光客などを集めるブラジル有数のビーチリゾート。
年間300日以上は「晴れ」の日であることから、ブラジルの“Sun City”というステータスを持つ。白砂のビーチの上、パラソルの下で横になりながらビールを飲む白人たちの姿自体が、この場所の“リゾート感”を演出している様だ。

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2人ももちろん海が好きだし、そこにビーチがあれば、もちろん海水浴を楽しまずにはいられないけれど、今回このNatalを訪れた最大の理由はそこにあるわけではない。
この町で行われる「Carnatal(カルナタル)」という時期外れのカーニバルに参加する事が、2人のメインの目的なのだ。
通常ブラジルのCarnaval(カルナバル)は2月に行われるものが多いのだが、Natalはその名がポルトガル語で「クリスマス」を示すからなのか、それともNatalの人々のせっかちな性格(!?)の為なのか、毎年12月の最初の週に“サルバドール形式”のカーニバルを開いている。それを2人は直前にガイドブックで知ったのである。
「リオやサルバドールのカーニバルに参加できない分、こんな所にチャンスが転がっていたんだねぇ。これはやっぱり参加するしかないな。」
旅の予定変更によって色々と問題があったりするのだけれど、とにかく2人は遠路はるばるNatalまでやってきた。
でもこの町は実際San LuisとSalvadorの中間くらいに位置しているから、移動の順路としても実はちょうど良かったってのもある。それでも結局30時間かかったんだから、もしNatalなしで直接Salvadorまで行っていたら…。やっぱり、これで良かったんだろう。

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そのメインイベント“Carnatal”が初日を迎えるのは12月4日の木曜日だから、それまでは結局のところ、ビーチリゾートで過ごすことにはなってしまうのだろう…これは、仕方のないことです(笑)。泳いでいる分にはお金も掛からないし、運動して少しでもブラジル人のような筋肉を養ってみるとか…ビーチと祭りを取ってしまったら、ここは特に何がある場所でもない。海が好きじゃなきゃすぐに飽きてしまう種類の土地だろう。
今日はMの体調がすぐれないため、午前中から午後の早い時間にかけてはHotelの部屋で療養することにした。何を“喰らった”のがいけなかったのか、どうもお腹を壊してしまったみたいだ。まぁ洗濯物も溜まって来たから、“Sun City”ナタルにいる間に全て片づけてしまいたいのもあるし…とにかく、時間はあるからねぇ。
Mの調子が上向いてきた夕方前になって、少しだけビーチを見て歩いて、そしてやっぱり、ちょっと泳いできてしまった(笑)。Mはさっきまでお腹が痛くて寝ていたはずなのに、どれだけ泳ぐのが好きなんだかねぇ、まったく。
夜は近くのピザ・レストランへ。
明日は出来れば昼間っから泳いじゃいたいなぁ。

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