24 December, 08

「Palermo。」

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お洒落なPalermo(パレルモ)で“X’mas Shopping”。
通りを行き交う人々のようにたくさんのプレゼント袋をぶら下げるような事はできないけれど、それでも一応、それぞれにちょっとしたプレゼントを購入したり。

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実際この辺りには気になるお店がたくさんあって、見始めると欲しいものがどんどん出てきてしまいそうな感じ。他の中南米の国々と違って、全体のセンスが“同じ方向性”に偏ってしまっていないから、商品のバリエーションが非常に豊富なところが良い。
これだと見る方も楽しめるし、自分の趣味に合う商品に出会える確率も高くなるだろう。

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特に雑貨関係は店の造りやディスプレイの仕方も面白くて、思わず立ちどまってしまうことが多かった。あんまり見過ぎると財布の紐が緩くなってきそうで怖いけど…。

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その他、洋服のお店も本当にたくさんあったけれど、2人の気に入ったのは「Felix」というブランドのお店。ここはアルゼンチンのブランドであるようだが、特にオーガニックコットンを使った商品の肌触りや色合いはとても素敵でした。
試着もしてみたけれど、カタチも細身で着心地も良い。セールだったこともあって、思わず…。そろそろ持ってきた服もよれてきているからね…。

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夕方までそんなShopping & Window Shoppingを楽しんで、日が暮れる前に宿へと帰宅。
帰ってくる途中、お客で溢れていた総菜屋に立ち寄り、ハムやらオリーブやらワインやらを購入した。どれもとっても美味しそうで、しかもレストランなんかより全然安い。

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そんなハムとワインをHostelの部屋に持ちこんで、Christmas Eveの穏やかな夜を密かに祝っていたら、2人ともいつの間にやら気持ち良く酔っ払ってきた。
こんな幸せな年末を迎えられたことを心から感謝したい気持ち。この時期にまだ南米にいるなんて、出発した時には考えてもいなかったけれど…。それでも、ここまでの道のりではとっても素敵な「旅」を作り上げてこれたと思ってる。
Buenos AiresでChristmasを迎えられたのも、何だか素敵なことだと思える。

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それにしても、そうか、もう年末なんだよなぁ…。
そんなことを取りとめもなく思っているうち、遂に時計の針が12時を指した。
Merry Christmas!!
同時に、外の通りではものすごい爆発音と共に小さな花火があっちこっちで上がり始めた。昼間、路上やキオスクで大小様々な花火が売られているのを見たけど、あれは結局、この時のためのものだったようだ。
2人の部屋の窓の目の前でも、花火がバンバン上がっているのが見える。
あまりも近すぎて、思わず窓を閉めてしまった。なんかちょっと危険かも、これは…。
最初は外に出てみたいとも思っていたけれど、なんだか怖いような気もして、結局は部屋の窓からのみ、そんな町の盛り上がりを眺めていた。
そして、そんな祝福の花火はいつまでも鳴りやむことなく、いつまでも、いつまでも、南半球の真夏のクリスマスを演出し続けていたのであった…。

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