13 December, 08

「7 Days in Rio。」

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Brasiliaでの1日観光を終えた後、夜行のバスに乗り込んで、さらに移動してRio de Janeiro(リオデジャネイロ)へ。

昼過ぎに到着したターミナルでバスを降りると、Taxiに乗ってCopacabanaにあるHostelへと向かった。
天気は曇り。気温もそんなに高くないようで、半袖のT-shirt1枚だと肌寒さを感じるくらいだ。空の端から端までをどんよりとした雲が覆い隠していて、いつ雨が降ってきてもおかしくないような雰囲気である。
15分程でTAXIは目的地に到着したが、いざHostelの受付で空室状況を確認すると、
「Completely Full(満室)なんだよ…。」

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仕方がないので、そこで近くにある別のHostelの場所を教えてもらい、荷物と共に移動した後に再度チャレンジをしたのだけれど…ここでまたまた、
「Sorry,we are full, today(今日は満室なのよ…)。」

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まだクリスマス休暇には早いハズだが、リオはいつでもこんなに混雑しているものなのだろうか。途方にくれながらそんなことを窓口の女性に尋ねると、実はそういうことでもないらしくって、この“満室”状況には別の理由があるらしい。
それは何かというと、何と、ちょうどこの週末にマラカナスタジアムでコンサートを開催する予定のSuper Star「マドンナ」なのであった。
彼女のライブに参加する客たちで、この週末はRio de Janeiro中のHostelが“満室”になってしまっているということなのだ。
マドンナって…何でこんなタイミングでRioに来ちゃったんだ、お前は!?
そんな事を嘆いてみても、この状況がどうにかなるわけでもない。荷物は重いし、Rioは広いし…どうやってホステルを探すべきか、2人共その場で考えこんでしまった。
すると、受付の女性から更にこんなオファーが届いたのである。
「今から私が電話で別のHostelを当たってみるから、そこでちょっと待っててくれない?」
この非常に嬉しい申し出を受けて、2人はしばらくその場で待たせてもらう事になった。
そして、落ち着いて周りを見回してみると、2人と同じような状況でHostelを探してもらっている人が、他にも数名待っているらしいのだ。
ここが満室だったことは残念だけど、こうして親切・丁寧に別のホステルを探してくれるような所に早めに来れたのは、ある意味では運が良かったと言えるのかもしれない。
とにかく、ここは腰を据えて、どうにか安くて場所の良さめなHostelを彼女に探してもらうしかなさそうだ。
早くも何軒かのHostelに断られている風な彼女の電話を眺めながら、2人はもう、祈るような気持で“朗報”を待ち続けた。
そうして、別の“Hostel探し客”のオーストリア人女性とタイミングの悪い「マドンナ」を罵りあいながら、受付前の椅子に座り続けること1時間以上…。
ようやく届いた念願の“朗報”は、Copacabanaの北の端にある小さなHostelからであった。料金はドミトリー(4人部屋)の朝食付きで38レアル(1500円)/1人。高いが、それはこの辺りのどこのHostelでも大体同じようなものである。
彼女の気の長い“頑張り”と親切に心からの感謝を言って、他のHostelにベッドを確保したオーストリア人ともお別れをしつつ、2人は荷物を背負ってようやく確保した“寝床”へと向かったのであった。
結局、今日は1日中“宿探しのあれこれ”だけで終わってしまったような感じ。
天気も良くなかったからまぁいいか…とは思えたけれど、何だか妙に疲れてしまった。
一週間の滞在予定でもあるし、本格的な街歩きは明日からにしておきます。
今日は念願のベッドで、とにかくゆっくり眠りたい。明日、太陽が出ることを願いつつ…。

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