06 November, 08

「Puerto Iguazu。」

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バスターミナルから路線バスで5分程行ったところにあるYouth Hostelに荷物を降ろし、午後からPuerto Iguazuの町へ出掛けた。

本当は今日の内にブラジル入国用のVISAを取得してしまいたかったのだが、HostelのCheck Innに色々と手間取ってしまったこともあって外出が遅れてしまった。
VISAを発行してくれる“Brazilian Consulate”の業務時間がPM2:00までなこともあり、結局VISA取得は明日の朝早くに延期する事に…。
ここIguazu(イグアス)では他と違ってVISAを即日発効(約3時間)してもらえるのだが、それにしても、明日は本当は朝1番から「イグアスの滝」を見に行く予定にしていたのだ。それなのに、このVISA取得の遅れのせいで、何だか色々と思い描いていた予定が変更を余儀なくされてしまったのである。
どうも、Flecha Busの一件以来、色んな事が予定通りに行っていないような…。
まぁ、そんな事をくよくよと考えていても仕方がないし、とにかく今日はPuerto Iguazuの町探索を楽しもうということで、気持を切り換えることにした。

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Puerto Iguazuは、その名が示すとおり、世界的に有名な「イグアスの滝」へ向かうためのアルゼンチン側の玄関口となる町である。
ここで“アルゼンチン側”と書いたが、この滝はちょうどブラジルとの国境上に位置しており、半分は“ブラジル側”の国土となっているのだ。“滝”も両国から別々の角度で見る事が出来るようになっており、旅行者としてはやっぱりどちらの眺めも見てみたいという気持ちになるから、それぞれの国でそれぞれのNational Parkに別々の料金を納めることになるのである。
エクアドルの赤道博物館じゃないけれど、チケットを両国共通にでもしてくれれば手間も料金も節約できそうなもんなんだけどなぁ。
しかもここは南米でも物価が高い方の国「Argentina&Brasil」なのである。貧乏旅行者としては、少しでも経費を節約したいところなのに…。
そんなことはとりあえず横に置いておいて、町そのものに目を向けてみると、ここは本当に小さな田舎町と言う感じで“世界的観光地の活気”などは感じられない。
それは時期的な理由にもよるのかもしれないが、それでもバスターミナルにはひっきりなしに沢山の観光客が押し寄せてきているのを考えると、この町の“ひっそり感”はどうも商売のやり方に問題があるような気もしてくる。
そんな寂しい町を通り抜けて、一応、明日のためにBrazilian Consulateの場所だけ確認しておこうと町外れを歩いている時、Mがこんな不思議な顔をした猿をひとん家の庭先に発見したのである。

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見るや否や、どちらが先か、思わず「番長!!」と呼び掛けてしまっていた。
番長はそんな2人の呼びかけに、めんどくさそうに振り向いてくれる。その表情が何ともユーモラスで、思わず持っていたアイスのコーン部分を譲渡品として差し出しまうM…
番長はそれをヒョイと拾い上げると、本当に人間のような仕草や動きでペロリと平らげてくれたのである。どうやら、コーンをいたく気に入ってくれたご様子。
こいつは一体何て言うサル何だろう。不思議な魅力を持ったヤツです。
そんな番長に丁寧に別れを告げ、町に戻ると今度はJのPeru以来のHair Cutに向かった。
今回はバリカンに「~mm」アタッチメントを全く着けず、今までの旅の中で最も短く刈ってもらいました。しかし、これはさっきの番長とは対極にあるようなHair Styleですね…。

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