07 November, 08

「役所仕事。」

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朝早起きして、宿泊費に含まれているパンとコーンフレークの朝食を済ませ、その後すぐにVISA取得のため町へと向かった。

本当は7時に目覚ましを掛けたつもりだったのだが、ここでまた時差問題が生じていたらしく、起きて食堂に行ってみるとまだ始まっていないはずの朝食がしっかり用意されてしまっていた。ビュッフェ式のテーブルの上の食材は、既に少なくなってきているではないか…。この時点になって、初めてその“時差”のことを知った2人は、寝坊をしたつもりもないのに、自然1時間の出遅れを喫してしまったということになるのだ。
今日もまた、何だか出だしがよろしくないなぁ…。

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そんなわけで、ゆっくり朝食を楽しむ間もなく、せかせかとそいつを腹の中に押し込んでしまうと、もう早々にCentro行きのバスへと乗り込んだのだ。
今日は“イグアスの滝”を見るのには絶好の天気のようだ。そんな青空に恵まれていながら、朝から役所に出向かなきゃならないなんて!?
ブツブツと後悔のセリフを2人で言い合いながら、とにかく急いで“Brazilian Consulate”へと到着。必要書類を提出して、US$60を支払い終えると、
「それじゃ、VISA発行完了時刻のPM1:00にまたここに戻ってきてね。」
というお返事をいただいたのである。
希望的観測でもう少し早く処理してくれるんじゃないかなんて思っていたんだけど、やっぱり、いくらなんでもそのくらいの時間は掛かるんですね…。
特に何もやる事がなく、狭く小さな町の中をあっちへこっちへとクルクル歩きまわりながら、たまに空の雲行きに目を向けつつ、落ち着きなくその“完成時刻”を待ち続ける2人。
何だか突然どんよりとした雲が押し寄せてきたりなんかすると、
「あ~あ、やっぱりこんなことしてるから、天気も悪くなってきちゃったよ~。」
なんて後ろ向きな発言をしちゃったりして、色々上手くいかないもんだからとにかくもう2人とも卑屈になりきってしまっているのである。

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どうにも待ちきれなくなって、時間の30~40分前には窓口前に陣取ってその完成を待ち構えていたのだが、結局パスポートが戻ってきたのは時間きっかりのPM1:00であった。
さすがお役所仕事、きっちりしてるのは偉いけれど、も少し融通して目の前に座っているモノ欲しげな2人の為に、早く発行してくれてもいいのになぁ。

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