偶然の成り行きから利用する事になったANDESMAR社のバスであったが、その乗り心地はかなり快適なものであった。

まず、車両がとても新しくて清潔。掃除も行き届いていて、乗車中も食事後などには必ず床のモップがけをしていた程である。2階建車両の１階部分に設置されているトイレも常に清潔で、女性でも利用しやすい環境になっている。

今回の乗換え後のバスは乗車時間が長かったこともあってか、料金に含まれていると聞いていた食事については、ランチとディナーの2回付き。
どちらも腹を膨らますには十分な量が用意されていて、冷たいコーラ（又は要望により水）と食後のコーヒーも嬉しいサービスだ。

食事の合間にはたいてい天井設置型のTVでハリウッド映画を流しているのだが、夕食前になんとバス添乗員による“ビンゴ大会”まで開催されたのには、2人ともかなり驚かされた。
JとMは残念ながら“ビンゴ”ならず…であったが、見事１番でビンゴ達成したドイツ人女性には商品として“アルゼンチン・ワイン”が贈呈されていました。
ここまでやってくれるバス会社は、さすがに今まで乗った事なかったなぁ。
運転も安全運転そのもので、シートも柔らかくて気持ちがいいから良く眠れるったらないです、ほんと…。完全に“甘やかされ型乗車スタイル”を満喫しながら、昨夜と合わせて合計28時間の長距離移動を心地よく過ごすことができたのでした。

途中には、こんなにたくさんのヒマワリが咲く畑の間を抜けていく場面も…。