22 November, 08

「船上の人。」

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今日から再び、船上の人となった。
出発は午後の1時過ぎ。それでも前回と同じように、午前中10時過ぎにはボートに乗り込んでハンモックを吊るす場所取りをしたのだが、なぜか今度の船にはこの前のように大勢の客が乗り込んでくる様子がない。

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出発時刻の5分前になっても、ハンモック用のデッキは前回と比べると「ガラガラ」といった状態である。
(そうはいっても、普通の日本的な感覚でいけばそれなりに人は入っているのだけれど。)

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あんなに急いで乗船した2人が、何だかバカみたいな感じじゃないですか…。
遂にはそのまま「ガラガラ」の状態でボートは出港する事となった。
人が少ない分、おのずと密集度も少なくて前回よりも快適なハンモック空間である。船体自体もかなりキレイめで、トイレ・シャワーも床がタイル張りという高級仕様(笑)。
バーにはお約束の“キンキン”ビールが用意されていて、特にもう何も言う事がないです。
アマゾンは相変わらずの“大河”のままで、東へ、大海へとゆっくり流れ続けている。
船の走行が安定してくると、「昼間の太陽が高いうちに…」なんて言いながら、早速1本目のビールを購入。宿の朝食ビュッフェから持ってきた“チーズとハムを間に入れたパン(サンドイッチですね、つまり。)”をおつまみにしようと思っていたのだが、袋から取り出そうとするとそこに大量の“アリ”がたかっている事に気が付いた!?
船の中にも、どういうワケか“アリの巣”があるのである。
アリは2人のバックパックの上を伝って、その上に置いておいたサンドイッチを食い荒らしていたようだ。バックに這い回る大量のそいつらを払い落しはしたものの、パンについては泣く泣くゴミ箱へ…。結局“つまみ”なしでビールを飲む事となってしまった。
その後は、ハンモックに横になりつつ、持参している本を読みふける。
そろそろ本も新しいのが欲しいところである。本を交換できる宿があればそれもよいが、好きな本を読むためにも、今度日本から送ってもらう品々の中にいくつか文庫本を入れといてもらおうかな…。
夕方、真っ赤に染まる夕焼け空を眺めながら、ボートで売られる夕食プレート1皿を2人でシェアしてあっという間に平らげる。煮込んだ牛肉がシチューのような味付けで美味い。こちらのメシには大体ライスとスパゲッティーが両方半分ずつ盛られており、全体としてボリューム感は十分である。その上にみんなが振りかけている「乾燥コーンの粉」のようなものがまた、以外とハマってしまう味(食感)である。
歯に詰まるのがちょっとウザったいが、ボリュームが増すので大量に掛けてしまう。

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(これはAlter do Chaoで購入した、「ラテックス(ゴム)」だけでできたBag。Mのお気に入り。)

夜、少し湿気が出てきてなかなか眠れず、思わず2本目のビールを購入してしまった。
PM10:00頃就寝。2泊3日の船旅はまだまだ続く…。

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