20 November, 08

「この心地よさは…。」

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ビーチ入口のレストランバーでいきなりの「ビール!」を注文し、浅瀬の続く水の中に据えられたテーブルと椅子に腰かけてそいつを飲みながらの優雅な“川”水浴。
こんなに心と身体を芯からほぐすことができたのは、一体いつ以来の事だろうか…。

ビールのほのかな酔いもあって2人ともかなりリラックスしてきたところで、そこからさらに奥の方の、“静かな”バーの立ちならぶ川辺(浜)へとゆっくり移動していった。

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そして、営業していないそれらのバーの、木陰に放置されたテーブルに横たわりながら川からの“やわらかい風”に吹かれていると、何だかとっても懐かしいような、何とも心地よい、不思議と気持ちが安らぐ感覚を覚え始めたのである。
「これって、沖縄のビーチにいるときのような空気だねぇ…。」

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まさか、こんな地球の裏側ブラジル・アマゾン流域のジャングルの奥の村の様な所に来て、沖縄の夏の海のビーチサイドの気持ちよさを感じる事ができるとは思わなかった。
本当に不思議なことだけれど、この気持ちよさは確かに、まるで「沖縄」なのである。
砂はかなりきめの細かい白砂で、その中には綺麗に丸く削られた様々な色の“石たち”が転がっているのが見える。拾い集めて並べてみると、結構かわいい感じになるものです。

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日差しが強く、水温も暖かいため、水に入っても外に出ても、寒さを感じる事がないのが良い。時折吹きぬける生ぬるい風も本当に“ちょうど良い”温度で、濡れた身体を乾かすのに木のテーブルの上に寝転がってそんな風を受けていると、いつまででもそうしていられるような心地よさに包まれるのである。
ウトウトとしてきた頭の後ろ側あたりから、今にも“島唄”が聞こえてきそうな…。
ホテルに置いてきたカンカラ三線、持ってくればよかったなぁ(笑)。

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その後も本当にただ水に入って、テーブルに横になって、風に吹かれて…を繰り返しているだけで、あっという間に夕暮れの時刻になってしまった。

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ここからSantaremに戻るのに、またバスに揺られて1時間くらい。
これだけ気持ち良い事を知ってしまうと、多分明日もここに来ることになるだろう。だとすると、最初からこっち(Alter do Chao)に宿をとればよかったのだろうか…!?
でも、夕暮れ時のAlter do Chaoの町角でなかなか来ないバスを待っていると、次第に蚊のようなうっとおしい虫たちがドンドコ発生し始めてきたりもして…。これであれば、ビーチからは遠くても、“窓なしクーラー付き”のわれらがホテルの部屋は、以外となかなか良い選択だったかもしれないね。

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コメント

しかし、南米がなが~いねエ~。きっと、二人とも:本当に、暖かくてノーんびり・ま~ったりが大好きなんだと(最近見ていて)思うよ。これは、ヤバイかも。もう、東京では暮らせないかも。やっぱ南の島しかないな。こちらは、寒くなってきましたヨ。では、また。

リトルボーイさんへ。

いや、急ごう急ごうとは思っているのですが、なかなか南米を出れなくって…。
メキシコやグァテマラで会った旅夫婦たちがやはり今なお同じように南米を旅しているのが示すように、どう急いでも時間が掛かってしまう土地のようです、ここは。「南米時間」とでもいうのか…。
また、日本ではいつの間にやら「鍋の季節」になってしまっているのですね。
とにかくこれからもしっかり移動に励みます!!

まあ、急ぐ理由も無いから安全第一でいいんじゃないの。今年も、もうじきアンコウやるぞ。ところで、新年は、どこに居るつもりなのかナ。

リトルボーイさんへ。

返事が年をまたいでしまいました(笑)。
あけましておめでとうございます。

去年のアンコウも”大量食い”だったのでしょうか?あの味、生唾がでます…。

こちらは年末年始をBuenos Airesで過ごし、
今はPatagonia地方を南下しているところです。

その後アフリカに行くつもりが、どうやらオーストラリアになりそう!?
その詳細や変更理由は、また後日…。

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