16 November, 08

「ウラノウラ。」

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最初の滝から湖畔に沿って湖を4分の1周程移動し、そこからは湖を離れて草原の中を次の目的地へと歩き続ける。
そして、20分ほども太陽に照らされながら乾いた大地を進んでいくと、そこにまた新たな滝が姿を見せるのである。

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今回の滝はその上部を歩いて対岸まで渡る予定があったらしいが、ここもやはり増水のために歩くべき道筋が消滅してしまっていて、結局別ルートで滝の対岸へと移動する事になったのだが…これが、またしても滝の裏側を通る道則なのであった。
2組の中年カップルの女性陣2人は今回はその場で待っていることになり、男性陣4人とMの計5名だけがそこから滝の向こう側へと進み始めた。
今回も前に立ちはだかる滝からの飛沫は凄まじく、滑りやすく凸凹な通路を進まなければならないにもかかわらず、視界はほとんどゼロに近いような状態である。しかも、水が口から入ってくるから息をするのも困難なくらいだ。これで、本当に“正解”の順路なのだろうか…。思わず、そんなことをふと疑問に思ってしまう。
それでもひたすら頑張って、ゆっくりと探るようにして前へ前へとガブちゃんの後について進んでいくと、ふと視界が再び開けて、滝の向こう側へと到着する事になるのである。
ここには滝のすぐ傍に水溜りのような池が出来ていて、そこに肩までつかりながら
「大自然のスパだ。水は冷たいけど。」なんて楽しんだりするわけです。
しかし、よくよく周りを見渡してみると、つい先ほど付いたのであろう新鮮な「血痕」が点々と岩伝いに続いているのが見えたりもした。
多分、はしゃぎ過ぎた西洋人か何かが、岩場にでも脚を滑らせて負傷したんじゃないだろうか!?相手が剥き出しの大自然なだけに、楽しむのにも細心の注意が必要である。

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その辺、こっちのTour会社はまったくケアーしてくれないから、やはり自分の身は自分で守る心づもりで参加しなければならないのです。
ただ、それがきちんと出来さえすれば、そこに多少のリスクや危険が迫っている事ほど面白いのもまた事実なんですよね…。

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