サンパウロに到着すると、バス停からタクシーを拾って「Liberdarde」というメトロ駅そばのエリアへ移動した。

ここは日本人街として有名な場所で、道の両脇には日本語の看板やお店が建ち並び、週末と言う事もあってか、かなりの賑わいを見せている様子だ。

その町の一角にある「万里大飯店」と言う名の中国系ホテルに部屋をとり、さっそく日曜日のマーケット目指して外出する2人。
Sunday Marketはメトロ駅のすぐそばの路上で開かれていて、軒を連ねた露店ではヤキソバやらたこ焼き、モチや今川焼など様々な日本食を売っているのが見える。
嬉しくなってそんな露店をしばらく冷やかし、腹が減った頃を見計らって2人も「たこ焼き」を試食してみる事にした。
大ぶりなそのタコ焼きには醤油系のソースとカツオぶし＆青のりがふりかけられており、食べてみると、確かにこれはもう「日本の味」というものである。
ちなみにここではJが今川焼も買ってみたのだが、こちらはどうも、
「ホットケーキの間にあんこを挟んだ」というような味の代物になっていて、本来の今川焼的な喜びの味を感じる事はできませんでした…残念。
その後も今日はそれ程遠くまで歩きまわるということはせず、何となくグダグダしながら時を過ごして、夜にはまたまた日本食を食べるために外出。
今夜の献立は「味噌とんこつラーメン」に「焼き餃子」という素敵な組み合わせとなりました。場所は、日曜の夜ながらもしっかりと営業していてくれた「あすか」という名の小奇麗な「手打ち麺ラーメン」のお店。
ラーメンは、見た目の割にあっさりとした味付けの味噌とんこつスープが非常に飲みやすく、餃子の方は肉たっぷりの満足感十分な品。
どちらも美味しく「完食」して、満腹のおなかをさすりながら宿へと戻ると、あとはもう泥のような眠りにおちてしまったのでした。